メディアワークス文庫<br> 不思議系上司の攻略法〈3〉

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メディアワークス文庫
不思議系上司の攻略法〈3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 339p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784048862547
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

クリスマスも近づき始めた初冬。メイド喫茶メイプル・ホームに、くだけた物腰の男が現れた。真夜の実兄で、石峰家と袂を分かった男、裕。彼は自身が興したネット販売専門のベンチャー「ラムシーク」のサイトリニューアルを、ケーイージーの真夜たちのチームに依頼しているのだという。しかし肉親との仕事にも拘わらず、真夜の表情は固い。彼女は過去、裕から共に家を出ようと持ちかけられた時、断ってしまったという負い目があったのだ。ぎこちない兄妹を心配する健二は―。

著者等紹介

水沢あきと[ミズサワアキト]
2006年『風の砂漠、風の塔』にて第6回電撃hp短編小説賞“銀賞”を受賞。東京都内在住の文系SE(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

dr2006

38
完結の第三弾。ラノベ的要所を押さえつつ企業買収や株式上場の画策等、社会派寄りのストーリーも健在。真夜と健二が務めるケーイージー社は、真夜の兄が経営するラムシーク社からECコンテンツ統合の業務を請負った。ラムシークは様々な会社の合併によって大きくなってきた企業だが、EC統合を機に株式上場を目論んでいた。そんな中、健二は経営コンサルについているファンド系会社の黒い噂を知る。タイトルの健二による上司(真夜)の攻略は、第一弾で半ば出来ているものと思っていたが、ラストで確り接着を果たすあたり、このシリーズに満足!2020/03/28

Yobata

34
クリスマスも間近の初冬。真夜の兄・石峰裕が経営するベンチャー企業のラムシークと働くことになった健二達。しかしラムシークは相次ぐM&A企業買収によって内部対立が起こっており、さらには循環取引による粉飾決算が行われており…。最終巻。真夜の身内が登場し真夜に甘さと迷いがでちゃうものの、健二のおかげで乗り越えられたとよくある話だったけど面白かったよwお弁当の作り合いとか観覧車とかお前ら高校生かよと思わせる初心さだったけどねw兄のラムシークはフレンドリー,アットホームな職場だけどビジネスマナーとしては最低限の→2014/08/07

ヤギ郎

25
何度も読んでいる一冊。面白い!現実に梶原くんのように頑張る企業マンはいないと思うが(毎回ケガをしてまで頑張る人がいないと願いたい)、その熱意に敬意を送りたい。ノベルの主人公のようにピンチの時になった名案を思いつき、上司である真夜さんをはじめいろいろな人を巻き込みながら、解決する。企業の専門用語もでてきて、勉強にもなる。この続き話は発売されるだろうか?著者の今後が楽しみです。2015/07/27

ゴローさん

22
うわああああああああ!ラストシーンヤバいです!そっと近付いていって何したの!?カヨさんの家に行ってどうなったの!?これはもう攻略完了って事ですか!?(興奮が収まりません)今回はいつも以上にヤバい案件でしたね。まさに戦うSE(物理)って感じです。毎回そうですが、絶望的な状況からの打開が実に爽快です。次の巻で2人がどうゆう関係になってるのか非常に気になります。2012/09/19

さばかん

19
タイトルが内容を裏切っているのか、内容がタイトルを裏切っているのか。っていうかちゃっかり攻略しとるし(笑)追記:WEB書き下ろし小説がまたもうあれだった(笑)2012/03/03

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