目次
必読イントロダクション
プロ意識
「ノー」と言う
「イエス」と言う
コーディング
テスト駆動開発
練習
受け入れテスト
テスト戦略
時間管理
見積り
プレッシャー
協力
チームとプロジェクト
指導・徒弟制度・職人気質
著者等紹介
マーチン，ロバート・Ｃ．［マーチン，ロバートＣ．］［Ｍａｒｔｉｎ，Ｒｏｂｅｒｔ Ｃ．］
１９７０年からプログラマである。プロジェクトを成功に導く熟練のソフトウェア開発者とマネージャの集団である国際的企業Ｏｂｊｅｃｔ Ｍｅｎｔｏｒ，Ｉｎｃ．の創業者であり代表。Ｏｂｊｅｃｔ Ｍｅｎｔｏｒ社は、大企業向けのプロセス改善コンサルティング・オブジェクト指向ソフトウェア設計のコンサルティングとトレーニング・能力開発サービスを世界に展開。業界誌に数多くの記事を書いている。国際的なカンファレンスや展示会では常連の講演者でもある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ywatai
3
ロバート=C=マーチンによる clean な coder になるための心得集。clean な code を書くための本ではありません。プロのプログラマとしての義務と責任のあり方を説いた本です。（私も開くまで勘違いしていました...）20代の頃の失敗談に始まり、経験談を交えつつ、プログラマとしての心構えと、達成するため氏が実践しているプラクティスが軽妙な文体で紹介されてゆきます。その道40年という第一線のプロの教えがさらっと読める、価値ある一冊。プロを名乗る前に、読んで我が身を顧みるべし。2012/03/19
えむひよ
1
コーディングよりコーダーについて知りたくなったので手に取った。プログラマという職業について、その技術ではなくプロとしてあるべき振る舞いについて、様々な観点から説明があったのが面白かった。特に、プロとしてビジネスへの理解とコミュニケーションが大事であること、一人ではなくペアやチームで知力を生かし、プロジェクトを成功に近づける努力が必要なことが参考になった。また、著者が経験豊かなので所々の経験がプログラマなら読んでいて興味深いと思う。また読み返したい2022/06/07
よた
1
「プロとして振る舞う」こと。規律を大事にして、技術を練習し、協力する態度を持つ。"「ノー」という場面を知っているが、できるだけ「イェス」と言おうとする"など、プロとしての倫理観の「指導」を受ける良い本だった。プロとして大事なことを忘れそうになったら、この本を見返したい。2022/06/07
meowmeow
1
綺麗なコードを書く本かと思ったら、プログラマ（に限らず）プロとしての心得を指南した本だった。作者の経験で語られる部分がたくさんあり、参考になる。2015/03/26
blackmilk
1
ソフトウェア開発の職業倫理、プロ意識から、TDD、時間管理、見積もり、プレッシャーに対応する方法などが書かれている。アジャイル開発宣言で知られるRobert C. Martinの40年に渡る経験や知見を知る事ができる良本。プロ意識についてはかなり注力して書かれており、他にもチームとのコミュニケーションの重要さや、ビジネスを理解する事の大切さが強調されている。どちらかといえば態度にフォーカスした内容と言える。中級技術者向けとあるが、技術的に難しい事は一切書いていないので、新人にお勧めしたい一冊。2012/06/26
