ゲームの父・横井軍平伝 - 任天堂のDNAを創造した男

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048850582
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まめタンク

9
「枯れた技術の水平思考」で知られる任天堂の横井軍平氏の伝記。ウルトラハンドや光線術を開発し、のちに任天堂を世界のゲームメーカーへと成長させたゲームウオッチの開発者となる。ノウハウもないまま花札会社である任天堂に入社した横井軍平、その後のヒット商品には横井なりの遊びの哲学と信念が貫かれていたようだ。副題「任天堂のDNAを創造した男」とあるように、任天堂は横井軍平が無くては今の姿は想像もできなかっただろう。WiiやDSで世界のゲームメーカーとなった任天堂、もし横井軍平が生きていたらどう思ったのだろう。2011/01/11

kubottar

7
普段思いつくアイデアは999はどうしようもないモノ、1つ光るものがあればいいとの考え方からして、横井軍平さんの生活は全て遊びへと直結するアイデアについて考えていた・・いや、むしろ人生がゲームだったのだ。人をどうやって楽しませるか、喜ばせるかを自分の楽しみにしているその人柄が軍兵さんの最大の魅力だと感じた。2011/12/31

スプリント

6
「枯れた技術の水平思考」。まさに任天堂イズムの根幹にある言葉だと思います。ゲームウォッチ以前の横井氏が開発した玩具について詳しくなかったのですがテンビリオンを始め幼いころに遊んだ玩具の数々が横井氏作であることをはじめて知りました。2014/12/18

おーしつ

6
最近復刻された『横井軍平ゲーム館』を再構成した「枯れた技術の水平思考」で知られる横井軍平の評伝。 カラーグラビアの「横井軍平の遺したおもちゃたち」を見るだけで、我々の世代の遊びの歴史そのものともいえる仕事ぶりに改めて驚く。 ノウハウもないままヒット商品を重ねていった背景には、仕事や遊びへの独自の哲学や信念が貫かれたこと、それが副題である「任天堂のDNAを創造した」ということがよく分かる。 21世紀での仕事を見れなかったことが残念でならない。 Wiiやニンテンドー3DSへの感想も聞きたかったなあ。2011/01/03

marua

4
「横井軍平ゲーム館」の補完的内容、と思いながらも任天堂の社史の側面もあり、面白く読めた。ゲーム&ウォッチ世代としては特別収録の「らくがき」がたまらんかった。横井氏が作ったものでリアルタイムで遊べて、一緒に成長できたことは幸せだったと思う。2014/01/19

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