残花亭日暦

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  • サイズ B6判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048838610
  • NDC分類 915.6
  • Cコード C0095

内容説明

最愛の夫の入院と死。96才の気丈な母との同居。原稿執筆。講演旅行。賞の選考。対談。そして、多忙な一日一日の食卓の風景。昭和が生んだ最後の文人田辺聖子が人生の激動期のリアルを、ユーモラスで美しい田辺ことばで書き付けた日記文学の宝もの。

著者等紹介

田辺聖子[タナベセイコ]
1928年、大阪生まれ。樟蔭女専国文科卒。1964年『感傷旅行』(角川文庫)で芥川賞、1987年『花衣ぬぐやまつわる…』(集英社)で女流文学賞、1993年『ひねくれ一茶』(講談社)で吉川英治文学賞を受賞する
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ごへいもち

21
まあよく飲んでるなあという感じ。そして忙しいんだなぁ。文章を書く事と講演の多さ。ぬいぐるみの発言にはちょっとついていけなかった。2022/06/01

あっこ

11
いつかは読んでみたいと思っていた田辺聖子さんの本。日々の日記のなかに温かくて、深い旦那さんへの思いが時にユーモラスに綴られていた。とてもステキなご夫婦だった。2015/02/02

アネモネ

1
田辺聖子さんの旦那さんの看取りの経過が日記形式で書かれている。田辺さんをはじめ、この本に登場する作家の多くが鬼籍に入られていることに、時の流れの現実を感じる。2020/03/08

かお

1
事細かに記されている田辺聖子の日記。カモカのおっちゃんがたくさん出てくるエッセイを読んだばかりだったから最後はふと涙ぐんでしまった。2013/06/06

saku

0
読み終わって寝た夜、ふくよかな人に包みこまれる夢をみた。2009/03/20

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