宙(そら)の名前

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 192p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784048836012
  • NDC分類 440
  • Cコード C0072

出版社内容情報

星や月、天体の神秘と、夜空にまつわる故事来歴を、200点の写真と言葉で綴った本のプラネタリウム。

内容説明

夜空は、神話と伝説に満ちた煌きの地。天と地と、その間の宙に浮かぶ星月は神様が人類にくれた、かけがえのない贈り物。ひとたび星が囁けば、あなただけの物語が始まる―夜空の物語を綴った天体図鑑。宵闇に包まれ、静かに星が瞬き出す日の沈んだあとに訪れる、夜の世界250点余の写真とともに星物語を綴った本のプラネタリウム。

目次

1 月ノ章
2 夜ノ章
3 天ノ章
4 春ノ星ノ章
5 夏ノ星ノ章
6 秋ノ星ノ章
7 冬ノ星ノ章

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

150
毎日同じ空でありながら、1つとして同じ空模様はなく。刻々と変化を見せる空。日中の明るい空も大好きだけれど夜の空は意外にも饒舌だ。天体写真家・林完次による天体とことば図鑑といった趣。月、夜、天、それから春夏秋冬それぞれの星について、日本に古くから伝わる美しい言葉とともにわかりやすく解説されている。豊富な写真も美しく、空を眺めている時と同様見飽きないし、詩や短歌、俳句など作る時のヒントや歳時記のような使い方もできて楽しい。きっと、ずっと手放さないであろう本のうちの1冊。 2014/02/24

しろいるか

78
とにかく写真が素晴らしい。この写真だけでも見る価値があるが、今まで見知った星々の和名や別名が紹介されている。カシオペア座を『錨星』、オリオン座を『鼓星』なんて、なるほどと思う。冬の空に輝くシリウスを『天狼』なんて素敵だし。立待月や更待月など、月には月齢によって名前があり、古来人々が月を見上げて物思う様子が表れていて興味深い。図書館で借りた本だが、買って手元に置き、時折眺めたくなる。そんな本だ。2010/10/22

のほほん@灯れ松明の火

58
この本と出逢ってから、空を眺める時間がとても増えました。 それまでは 空を見上げる余裕もなく、毎日生活してたんだなぁーと、我ながら、ちょっと淋しくなりました。 帰り道 夜空を見上げて、今日のお月さんは どんな形かなぁー、何ていう名前だろう と駅からの道を歩くのが日課になりつつあります。 美しい言葉の数々、その名前にふさわしい素晴らしい写真。 読書メーターのおかげで、また 素敵な本を知ることができました!2010/11/22

紫 綺

55
日本語の語彙の広さに感動。和歌の文化に育まれたことを誇りに思います。この書はとにかく写真が綺麗!紙質も印刷も良いし、目も心も癒されます。願わくば、せっかくの美しい写真をもっと大きく出して欲しかった。もっと大判にして3~4冊の写真集にしてもいいくらい。M♡TTAINAI part22010/11/03

いいほんさがそ@蔵書の再整理中【0.00%完了】

49
*言葉で綴る星座絵本*夜空は神話と伝説に満ちた煌きの地。宵闇に包まれ、静かに星が瞬き出す日の沈んだあとに訪れる夜の星物語の世界を、250点余りの写真とともに綴った、本のプラネタリウム・・・(紹介文・他より)――かつて図書館で借り、そのとにかく素晴らしい写真・・・。そして綴られている言葉に静謐なひとときを過ごした。正直、図書館に売ってくれ!とお願いしたくなる逸品をようやく古本屋で入手しました!古代の日本人が四季折々の言葉で、短歌や俳句を彩った様に、日本の美しい言葉は遠い宇宙すら豊かな感性で愛していた!良書!2013/07/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/514275
  • ご注意事項