内容説明
都内に異常増殖した力士シールの怪、ニセ札大量発生によるハイパーインフレの危機、すべての謎を見抜けるのは、万能鑑定士・凛田莉子だけ。シリーズ開始記念特別限定版。
著者等紹介
松岡圭祐［マツオカケイスケ］
１９６８年１２月３日、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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雅
77
以前から興味のあった作家さん。初めて読んでみました。どんな物でも鑑定する莉子の誕生と成長を描きながら、スケールの大きな犯罪を追う物語。ハマる程では無かったけど、嫌いじゃない。2021/12/04
yukision
58
ずっと気になっていたシリーズに突入。文庫の1巻と2巻を合わせたものらしいが、本来一冊にまとめられるべきものでは、と思った。現在と過去が交互に描かれ、なかなか先に進まない時には多少じれったさも感じたものの、完璧なわけではない主人公の鑑定士の人物像にも好感が持てたし、時々披露される蘊蓄も面白い。2020/11/04
かさお
42
謎の力士シールの謎が導くまさかの事実😱予測不可能の面白さ、スカッと爽快、そう、松岡圭祐の描くスーパー少女達は読者を裏切らない。若く美しい女性が見かけによらず、驚異的能力で、女だからと見くびる連中をバッタバッタとなぎ倒す快感。これはガラスの仮面にも通じる。平凡な娘が舞台で驚異的な演技をみせ、「まさか、あんな冴えない娘が姫川亜弓のライバルなんて」と周囲をざわつかせるお約束の快感な場面。それはさておきスーパーインフレの世界、怖かった。現実がそうなりませんように(^_^;)知識は世界を救う。ウンチク勉強になった2022/07/14
アメフトファン
40
このシリーズ面白いですね！ハイパーインフレの世の中が見れて凄く刺激的でした。莉子の高校時代からの変貌ぶりにびっくり。でもコツが判ればだれでもある程度の変身は出来るのかもしれませんね。純粋で博識な万能鑑定士。これから彼女の活躍を追っていきたいです。2015/07/11
ひめありす＠灯れ松明の火
39
文庫1、2巻に相当する部分。千里眼やマジシャンと違って何も出来なかったヒロインが力を得ながら前進していく物語。出来なかった事が出来るようになるって嬉しいよね。ハイパーインフレ。2010/05/19
