Another

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  • サイズ B6判/ページ数 677p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784048740036
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

その「呪い」は26年前、ある「善意」から生まれた―。1998年、春。夜見山北中学に転校してきた榊原恒一(15歳)は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、いっそう謎は深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木ゆかりが凄惨な死を遂げた!この“世界”ではいったい、何が起こっているのか?秘密を探るべく動きはじめた恒一を、さらなる謎と恐怖が待ち受ける…。

著者等紹介

綾辻行人[アヤツジユキト]
1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業。同大学院博士後期課程修了。87年大学院在学中に『十角館の殺人』で衝撃的デビューを飾り、いわゆる新本格ムーヴメントの契機となる。92年『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

404
初読。恩田陸の六番目の小夜子とか、辻村深月の冷たい校舎の時は止まるとかを思い出す、好きなテイストの本だった。ただ鳴の義眼の青色設定が微妙…。2013/05/19

takaC

385
積読崩し。知ってて読んだけど Who? は難解ではないだろうか?2012/04/04

とら

298
この本は、ミステリーと分類しても良いのだろうか?言うならばホラーに入るのではないかと思う。只単にとある学校のとあるクラスで起こっている異変を明かしていく物語だ。だけど、ミステリーでは無いとしても、面白い。序盤、中々誰も明かしてくれずモヤモヤしたまま読み進めたが、一つ謎が解けると、それに連鎖して次々に解き明かされていくこの感じが、心地良い。だから、序盤の方のは前座で、伏線だったのかと思えばモヤモヤも取れる。ネタバレはしないが、ラストには本当に圧巻で、これだけでも読む価値はあると思う。是非皆読んで欲しいです。2011/06/02

青乃108号

290
まず、ミサキ・メイなる人物が、様々な点で(眼帯をしてる、教室窓際の一番後ろに座っている、口数が少ない、私はからっぽ、などと言うなど)どう見ても、綾波レイにしか俺には思えず、著者がパクったとまでは言わないがインスパイアされたのは間違いないだろう。おかげでミサキメイは脳内ではずっと綾波レイのままだった。内容はうーん、かなりトンデモな設定の物語で、670ページは俺には長過ぎた。途中で飽きてしまって俺はただ、綾波レイことミサキメイの無事を祈るばかり。彼女が無事であった事が救いだった。続編あるようだが、読まないな。2021/10/28

ダイ@2019.11.2~一時休止

281
辞書並みの厚さにはまいったが、惹きつけられて一気に読みました。2013/11/22

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