内容説明
名古屋に暮らす高校生・甘栗晃は、突然亡くなった父親の代わりに、探偵の仕事をすることに。依頼は、ナマイキな小学生・淑子の母親探し。―美枝子は鍵の中に?謎めいたこの一言だけを手がかりに、調査を始めた晃は、初めての「出張」で、大都会・東京へ。慣れない街に四苦八苦しつつ、必死で謎に近づく晃だが、衝撃の事実を知り。
著者等紹介
太田忠司[オオタタダシ]
1959年愛知県生まれ。名古屋工業大学電気工学科卒業。1981年、大学在学中に投稿した「帰郷」が星新一ショートショート・コンテストで優秀作に選ばれる。1990年『僕の殺人』で長編デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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