内容説明
僕は明乃という人妻とつきあっている。ある日、彼女の夫が僕の前に現れた。訴えられるかと思った。脅されるかと思った。しかし彼は笑いながら言った。「怖がることは何もない。それどころか、これから君はもっと楽しくなる」意味がわからなかった―某有名作家があえて匿名で描く新感覚青春小説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takaC
27
ミステリー仕立て官能小説って事なのか?2013/08/10
tokkun1002
11
初、覆面作家サタミシュウ。ベストセラー作家だそう。誰でしょうね。男目線な文章は男性かな。2005年「野生時代」掲載。娼年を思わせる作品。リモート。なるほど。よく出来てるな。不倫もので全編えろ。官能直前。紙が臭う種だ。2013/08/03
えいじゅ
4
俗物なので、誰がサタミシュウなのか気になる・・・・・これは図書館で借りたんだけど、いいんですか?こんな本置いて・・・2009/07/30
マカロニ マカロン
3
個人の感想です:B。最近公開された映画「私の奴隷になりなさい」の原作者サタミシュウさんの本を読みたくて図書館で検索したら、この本だけ所蔵されていました。タイトルと、表紙が割とおとなし目なので、図書館が「間違って」買ってしまったのでしょうか?(注)ネタバレあり。妻の不倫を知った夫が、不倫相手の男を脅し、行為のエスカレートとHPへのアップを要求する。その一方で妻に睡眠薬?を飲ませ、妊娠させる。NTR小説のようでもあるが、実は妻と不倫相手を最も残酷な方法で引き裂こうという感情に対するSMプレイでもあるようだ。2013/01/06
george
3
妄想がステレオタイプ過ぎないかなあ。結局「ごっこ」ってこと? 村上龍と比べてしまうといまひとつ。2008/12/16