ライヴ

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784048736152
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

「皆さんの愛する人々を、助けてあげられる―私たちが考案した独自の“トライアスロン・コース”を完走していただきさえすれば。今から五分間の猶予を与えます。条件がのめないという人は、この会場から速やかに出ていってください。五分後に残っている方にのみ、ランニングウェア、水着、シューズを配布いたします。全員が着替え終わり次第、スタート地点へとバスで移動します」この“最悪のレース”を走りきり、君は愛する者を救えるのか―?いま、誰も見たことのない生中継が一億二〇〇〇万人を虜にする。

著者等紹介

山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年生まれ。自費出版としてスタートしたホラー・サスペンス『リアル鬼ごっこ』(文芸社/幻冬舎文庫)が若い読者に支持され、ベストセラーとなる。今、ジャンルを超えた注目を集める新鋭作家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鈴本優歌

52
設定は2010年。本当にこれが現実になっていなくてよかったと心の底から思った。それだけの力が山田先生にはあるっていうことだろうな。完敗です!そして、気付かされた自分の中の闇。自分は、この話で詳しく取り上げられた登場人物にしか感情移入ができなかった。例えば、的場に左腕を刺された4番。私は彼に直人や柄澤、二宮、九条たちと同様に「頑張れ」「刺されないで」などと思うことができなかった。山田先生は人間の中身を分かっていて、それを人間から引き出すのがうまいように思える。2015/08/18

maiko

7
最後、あっさり終わっちゃつた感はあるが、山田さん作品の中でも結構面白かったと思う(^^)たくさんの登場人物も自然に覚えられてたし。復讐にかられる一人の競技者が、こわいけど話の中でのいいアクセントになったと思う。その後が気になる。2012/12/05

a3h2m3-723

6
最後は意外でした。もっとドキドキするような内容だったらな。2012/10/04

木っ端みじんこ(感想は自分用メモ)

5
【2016_024】2016/03/20

ぽんぽんちかぽん

4
久々の山田さん。感情移入の出来ない主要人物、共感のしようがない悪役。なのにグイグイ引っ張る感じはいつも通りでした。山田さんの本の登場人物は「理不尽な事」をうむをいわさず押し付けられます。従わないといけない「理不尽な事」は普通に生活してても色々ありますが、主人公たちはそれと比較にならないほど大きな「理不尽な事」を押し付けられ、怒り、苦しみます。色んな納得のいかない怒りを抱えているときは山田さんの本の登場人物と一緒に怒ってみようかな。2012/07/01

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