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戦国自衛隊1549

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  • サイズ A5判/ページ数 240p/高さ 16X22cm
  • 商品コード 9784048736145
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

アクエリアス計画―太陽の強力電磁波から、情報・通信回路をシールドする前代未聞の実験。その実験中に、的場丈史一佐が司令を務める、陸上自衛隊・第三特別混成団が忽然と消えた―。入れ替わりに過去の空間が、戦国時代の騎馬武者と共に現代に出現した。第三混成団は過去の世界に飛ばされてしまったのだった。アクエリアス計画の開発に携わっていた神崎怜は、的場が作製した勝利不可能な図上演習において、唯一勝利を収めた鹿島勇祐を加え、第三混成団を現代に連れ戻す計画を立てる。行く先は1549年。天下を目指す群雄が割拠する戦国時代―。

著者等紹介

半村良[ハンムラリョウ]
1933年東京都生まれ。1962年、短編『収穫』でデビュー。その後しばらく創作活動から離れるが、1971年『戦国自衛隊』や初長編『石の血脈』(星雲賞受賞)の発表などで復帰。1973年には第1回泉鏡花賞を『産霊山秘録』で、1975年には第72回直木賞を『雨やどり』で受賞するなど活躍する。伝奇SFと人情話を得意としていたが、1988年にはその集大成とでも言うべき『岬一郎の抵抗』で第9回日本SF大賞を受賞する。2002年死去。享年68歳

寺田克也[テラダカツヤ]
1963年岡山県生まれ。イラストレーター、漫画家。ゲームのキャラクターデザイン、小説の挿絵など数多くのメディアで活躍中。圧倒的な存在感のある絵には海外のファンも多い

福井晴敏[フクイハルトシ]
1968年東京都生まれ。私立千葉商科大学中退。98年『TWELVE Y.O.』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し小説家デビュー。99年刊行の『亡国のイージス』で第2回大薮春彦賞、第18回日本冒険小説協会大賞、第53回日本推理作家協会賞を受賞、2002年『終戦のローレライ』で第24回吉川英治文学新人賞、第21回日本冒険小説協会大賞を受賞。2005年、『ローレライ』『戦国自衛隊1549』『亡国のイージス』と、自らが関わった映画三本が連続して公開される
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

きいろ

5
図書館本。横長で持ち歩きには適していないため、専ら家読み。歴史が意志を持って人や時代を動かしていく。その流れに逆らうことができるのか?…なんか別の本でも読んだような…。三國さんには仙石を重ねてしまった。2013/04/07

ゆき

2
★★★☆☆:半村良さんの原作も映画も知らず、ただ「自衛隊員が過去にタイムスリップしてしまう物語」程度の前情報しかなく、かわぐちかいじさんの「ジパング」と似た話なのかな?という感じで読み始めた。いつもの福井さんの話よりも随分と人物描写や状況描写が端折られている気はしたが、それでも十分に各々の胸の内や葛藤が胸に迫ってきたし、怒涛の展開にはページを捲る手が止まらなかった。2013/09/21

おさとう

2
…敢えて「元祖」の半村版と比べ、どうこう言うつもりはないのですが。スケールの割には小さくまとまっちゃったかな…という感じがしましたね。わざわざ史実との絡み迄取り入れておいて、単なる1ヒーロー物語にしかなってない辺りが惜しい~。2006/04/23

金吾

1
△余計と思える登場人物がいたり、自衛隊の装備の説明がくどかったりしており話にあまり引き込まれませんでした。2019/11/01

源次/びめいだー

1
半村良さんの原作も面白かったですが、こちらも良かったです。2017/02/18

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