出版社内容情報
手と首を切り落とされた女性の死体が発見された。捜査一課の蒲生は、所轄の和泉と捜査を開始するが……。殺戮、強奪、レイプ、そして……!? 横溝正史賞受賞第一作。
内容説明
首を切り落とされた女の死体が発見された。捜査一課の蒲生巡査部長は、所轄の和泉と組み、捜査を始める。だが、事件が和泉の過去に関係していて…。愛情を込めた殺意がいま、暴発する!狂気のクライムノベル登場!横溝正史賞受賞第一作。
著者等紹介
小川勝己[オガワカツミ]
1965年、長崎県出身。九州産業大学商学部中退
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あっきん
9
読書メーターで知って、ためしに読んでみました。作者さんには失礼だけど、中身の薄い残念な作品でした。お奨めできません。2015/11/06
つちのこ
6
カニバリズムの描写はグロテスクであるが、『葬列』にあるような、追いつめられた側(敗者)の心理描写と、追いつめる側(勝者)の描写は奥が深い。人間観察に主眼を置いた筆致が冴えている。本作が成功しているのは、異常性格者たちの二面性を見事に描ききっていることにある。偏執狂でありカニバリズムに支配された八木沢、狂暴なナルシスト・女子高生の智沙の存在は不透明ともいえる現代の犯罪者像を象徴するようで恐ろしい。(2001.6記)2001/06/28
Alice
5
なかなかの狂人揃い。最後の最後まで面白かった。2016/12/12
hannahhannah
4
キチガイ、変態が数多く出てくる鬼畜エログロ・サスペンス。血、肉、内臓、ゲロ、糞便、精液が飛び散るハード仕様。新堂冬樹の『溝鼠』シリーズや、漫画『殺し屋1』、『シマウマ』のような世界観だった。2015/03/15
ぽよぽよ('ω')
2
主要登場人物が大体みんなイカれてて・・・誰か一人くらいまともな人がいればいいのに、と、ちょっとかなしくなりつつも結局全部読んでしまった。目を覆いたくなるシーンが多すぎて、映画化してほしいけど、多分無理だろうなぁ。2020/07/18
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