内容説明
人気赤丸急上昇の気鋭が贈りまするは、痛くて佗しく優しく愛しい抱腹の34編。お読みあれ。ご堪能あれ。人生は、まさに回転木馬であります。僕たちの恋、君たちの友情が鮮かです。最新エッセイ集。
目次
日暮れて途遠し(食在広州;赤灯物語;イルカの恋、カンガルーの友情;落語・一輪の強羅ダリヤ;おじさん達の夜;便器はそれを我慢できない;セカンドハウス・ブルーズ;熱帯降雨林)
追憶の恋はフォードにのって(蛙ぴょこぴょこ;愛しの警察署;いつか見た莫迦たちへ、愛をこめて;キャデラツクを頂戴な;さよならビバリーヒルズ;座敷わらしはお友達)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
袖崎いたる
11
かなり言葉がお強い人、という印象。その下品さや卑俗な話題を語るその語り口の巧みさが真似できないよいうなハイレベル。ただ単線的に説明するのではなく、語らないことによって悟らせる類の語りで以て時にうねらせ、時にひずませるような描写はには目を瞠る。そして笑いだ。馬鹿馬鹿しいことに全神経を全力で傾ける所作は端的に笑える。笑ったもの勝ちの一冊と言ってもいい。その観点で目につくのはエロとクソのこと。あるいはそのまんま尾籠なもの。男性だと泡立つ尿が、女性だとそうはならないことの考察を記述してるのなどはセンスを感じる。 2017/05/08
ジャズクラ本
1
◎
1977年から
1
1990年
カンパネルラ
1
TV局関連のネタが多い2005/12/15
五木 武利
1
どこまでがネタで、どこまでが事実なのかわからないけど、酒の席で又聞きした話として披露したくなる話で満載2003/04/29