内容説明
企業の草創期には何かしら魔法のようなことが起きている。
目次
マックス・レブチン ペイパル共同創業者
サビール・バティア ホットメール共同創業者
スティーブ・ウォズニアック アップルコンピュータ共同創業者
ジョー・クラウス エキサイト共同創業者
ダン・ブリックリン ソフトウェア・アーツ共同創業者
ミッチェル・ケイパー ロータスデベロップメント共同創業者
レイ・オジー アイリスアソシエーツ、グルーブネットワークス創業者
エヴァン・ウィリアムズ パイララボ‐ブロガードットコム共同創業者
ティム・ブレイディ ヤフー創業者以外の最初の社員
マイク・ラザリディス リサーチ・イン・モーション共同創業者〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えちぜんや よーた
54
日本の起業家のイメージとちょっと違う #PayPal。●「会社は小さい方が良い」"「社員が25人になったら、僕は小さい会社の方が好きだから辞めると思うよ。それでいいかな」"(P35)→起業家にとって「大きな会社」とか「会社を大きくすること」に価値があることだと思い込んでいましたが…。そうでもないんですね。いろんな路線があるんですね~。2013/08/06
baboocon
15
ようやく読み終えた。主にシリコンバレーを中心として燃え尽きるような何年間(時に十数年間)を駆け抜けたスタートアップの創業者たち33人へのインタビュー集。最終的に買収されて大金をつかむのがゴールという例は確かに多いけれど、そうじゃなくきちんと利益を上げながら株式非公開を貫いている創業者も意外といる。起業直後のというのはみんな似たような苦労をしているなと思いつつ、やはり1人1人に個々のストーリーがあって、決してひとくくりにできない”濃密さ”がある。2013/08/02
pyonko
3
主に1970~2000年までの起業した創業者から、スタートアップから現在までの実際についてインタービューした本。それぞれの結末は、IPO、M&A、非上場のまま事業継続、そして廃業と色々である。最初の気ままなギーク集団から会社組織へと変化する中で、色々と葛藤があるのだなという感想。創業者が優れた経営者でない場合に、いかに自分の手から経営をひきはがし、自分の得意な領域に集中していけるのかというのが成否を分けるポイントなのだろうか。2014/08/10
イノベーター
3
「Founders at Work」読者限定のストーリーです。2012/10/17
Ryosuke Yamazaki
2
会社の経営について書かれた本は、自分にとってあまり役に立たない。なぜなら、その本は経営をやりたい人のために書かれたものであって、経営をやりたくない人に向けて書かれたものではないから。前者の本はめちゃくちゃあるけれど、後者の本はものすごく少ない。 この本は貴重な、後者の本です。IT系スタートアップの成功者たちへのインタピューをまとめたもの。インタビュー対象の全員が技術者出身で、気がついたら経営をやるハメになったプログラマたち。親近感を感じた。と同時に、自分にもできるかもしれないという気がしてきた。2013/02/04