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内容説明
ある日、僕の前に現れた未来を予言する妖怪アマビコ。彼は、“絶対にはずれることがない予言”をする妖怪だという。そんな彼が僕に告げたのは、もうすぐ妖怪たちを一掃する祭り“大祓”が始まるということだった。その祭りは、妖怪はもちろんのこと彼らに深く関係した人間たち(つまり僕たち美術部+α!)をも消し去ってしまう危険な祭りだという。それってもしかして、僕らの放課後が消滅の危機ってことですか?放課後ライフを守るべく行動を開始した僕らの運命は!?ピュア可愛いイタチさんと僕の放課後不思議物語、緊迫の第8弾登場。
著者等紹介
峰守ひろかず[ミネモリヒロカズ]
81年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
20
遂に始まってしまった大祓。最終決戦に相応しい規模の事件に対し、これまでのシリーズを通して出会ってきた妖怪と人間が終結するのは、お約束の展開ながらもやっぱり熱くてよかった。そして、ようやく結ばれた奈良山と新井さんにも祝福を。なんだかこの二人が主人公とヒロインなのかなと感じるほどだった。
王蠱
15
総力戦、最終決戦という言葉がまさにぴったりなバトル回。一人で決戦に向かう主人公もいいがこんな風に仲間全員、使える手段惜しみなし全部出しもぐっとくる!あとがきのようにある意味劇場番的なノリ。カップル勢はみんなもうさっさと結婚しろ!2012/06/27
海星梨
6
KU。8でイタチさんがピンチになって9に続く! って引きだと思ったら違った。ダイダラボッチじゃない、というか、ダイダラ残してるあたり、峰守さん的には「これは第一部完! 続く!」って感じだったんだろうな。普通にシリーズ続けて欲しかった電撃編集部。アニメ化してたら違ってたんだろーな。多キャラ多カップルな良さが逆に壁だったのか。もうちょい続いてもいいシリーズだと思う。「おとまほ」の17巻くらい続いてもいいと思うんだけど2023/03/24
中性色
5
劇場版として副題いったい何に。今回は大祓というどけんかせんといかんものに対して、みんなで食い止める話。今回は普段に比べるとシリアス多めだけど、あくまで普段に比べればって感じ。そして、結果としてみてみれば新たなサブカップルが誕生していることになるという。ただ、劇場版の名にふさわしく、きっちり盛り上げるところで盛り上がってるのはプラスかな。個人的にはイタチさんが好み。
鑑真@本の虫
3
ついに始まる大祓。 事実上の最終決戦足るその日を前に、シンイチたちは各々の対策を講じる。 大祓が開始し、妖怪とその関係者が別空間へ移送された後の展開は熱い。 各キャラが全力を賭して、立ちはだかる敵と対峙していく様は、勇敢さと共に仲間のいることの良さを感じさせてくれる。 八面や画霊のような意外な味方も多く、楽しく読める。 奈良山と新井さんの二人は、互いの想いを確認しあったことで、ようやく結ばれ、素敵なカップル誕生に純粋な気持ちで祝福するばかりである。 次回は、最終巻。 イタチさんたちに期待したい。2014/03/30