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内容説明
「私は貴様らのような連中が大嫌いだ!」挨拶の第一声からクラスをドンびかせた転校生・夕菜には秘密があった。彼女は感情が高ぶると身体から電気を発してしまう特殊体質だったのだ。その体質故、過去に大切な人をケガさせていた彼女は、誰も自分に近づかぬよう虚勢を張り続ける。だが、なぜかこの高校には夕菜にちょっかいを出してくる変人ばかり。特に生徒会長の末長は、しつこく夕菜に言い寄るが…。孤独な転校生の少女とちょっと壊れた高校生たちが織りなす、笑って泣けて元気が出る癒しのストーリーを、ドタバタコメディ風味でお届けします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KUWAGATA
4
青春コメディややシリアス成分多めといった、ちょっと古い時代のラノベ。ふと思うんですけど、最近のラノベってぼっちとかの主人公が多くて、友情が語られることって少ないですね。そういう意味でも、古き良き時代の青春小説の匂いというか、青臭さが妙に照れくさい、そんな作品でした。人と人との関わりを物語の根幹に持ってくるというのは、この作者の一貫した創作スタイルのようですね。大当たりは難しいでしょうけれど、こういう作品を書く作家にも、もっと頑張って欲しいと切に思います。2015/01/18
maijar
2
青臭いことこの上ない中学生日記みたいな話だけど、嫌いじゃないです。 で、それはそれとして……これ読んで御坂美琴を連想したやつは出てこい! 俺も出る!2009/06/12
ねこのみー
1
キャラクターもストーリーも、面倒くさいとしか思えなかった。合わなかったっぽい。
Tias
1
デビュー作ということで多少荒削りなところやぎこちなさが残るものの、最近流行りの媚び媚びしたラブコメと違い爽やかな青春風味に仕上がっていて好印象。2012/02/12
森閑書庫
1
NHKの「中学生日記」を見ているような、しょぼくれた友情というか…2011/04/05
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