電撃文庫 とぅ うぃっち せる！

一色 銀河【著】

アスキー・メディアワークス（2009/05発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 312p／高さ 15cm
• 商品コード 9784048678193
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

人見知りの激しい金髪少女、美鈴川エステルとお淑やかで誰にでも優しい女の子、黒瀬さくら。いつも一緒にいるそんな二人を（主として好みのタイプのさくらちゃんを）ボクはずっと気にしてた。でも、とある事情から、ボクは二人がずっと一緒にいる理由を知ってしまう。そう、ボクが「さくらちゃん」になってしまうことによって…。って何それ！？どうゆう状況！？いやいや確かに男の子なら一度は夢見ることですケド！でも『魔女』とか『魔法』とかいったいなに！？そしてこんなボクが、やらなければならないことって―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ヴィオラ]

まぁ、そつなくまとめてある感じはしますが、新しい刺激があったかと言われると… あ、TSモノというカテゴリーがあるのを初めて知りました(^◇^;)

2018/11/18

[Humbaba]

上手く行かなかったときの辛さが大きかったからこそ、もう二度とそのような衝撃を受けないようにする。失敗を割けることは悪ではないが、それと引き換えに失うものもある。その対価が余りにも大きすぎるような場合には、考え直す必要がある。自分一人では自分自身を変えられないからこそ、他の人が補佐をすることが不可欠となる。

2016/11/04

[Humbaba]

一色銀河さんの作品としては異色であるという印象を受けるが、電撃文庫からすればこのような作品の方がまだ正当なんだろうな……

2010/04/24

[鰐雨]

不慮の事故から美少女高校生さくらちゃんと体を共有することになった主人公。さくらちゃんには普段から同衾する仲の金髪美幼女エステル(同級生、メインヒロイン)が居て……。みたいな感じの前半、悪くはないけどよくありそうな展開だし、かと言って面白い部分もそんなにないし、落丁ばりの不自然な部分が目立つし、ちょっとどうかと思わざるをえない。ところが、後半からの展開はなかなか面白い。なんだかんだで熱血系だね。そしてこのオチ。これは続きが読みたい。

2015/03/20

[fap]

読みにくいタイトルとは裏腹に、わかりやすい真っ直ぐ物語。 主人公が頼りないヒロインの覚醒を促すために体を張る お約束です。 自身を持てないヒロインが、主人公の励ましによって奮起する場面がちょっと唐突だったかな。 無駄なく最後の戦闘場面につながるので、決められたルートを歩いている感じ。 いやまぁとはいえ、無駄なシーンがあればそれはそれで気になるので、痛し痒しである。

2014/11/02