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内容説明
山田梢太として華乃子とひとつ屋根の下での生活にテンパる加地梢太。地方の小さな病院で静かに暮らすジョナサン―。鳥籠から巣立った住人たちはそれぞれの生活を送っていた。「鳥籠荘」は無人となり、このまま歓楽街のはずれで朽ちていくだけなのか…。そんなある日、トランクを引いて「鳥籠荘」の前に現れたのは―?「鳥籠荘」の後日談エピソードに加え、番外編「Blood Party!~眼鏡と吸血鬼~」を収録。―女子高生・キズナが通う学校に勤める美術教師・浅井にはある噂があった…。それは、吸血鬼!?「鳥籠荘」は吸血鬼の館!?謎めいた保健室の先生・由起も登場する、もうひとつの「鳥篭荘」ワールド。
著者等紹介
壁井ユカコ[カベイユカコ]
5月18日生まれ。東京在住。第9回電撃小説大賞「大賞」受賞作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
そのぼん
14
第一話がいちばん面白かったかな。この微妙な年代に戻った気分で甘酸っぱい気持ちになりながら読んでいました。2012/01/07
ほたて
13
鳥籠荘最終巻は、ティーン目前の山田家の初恋(青々しい。女子の方がおませです)や早い段階で消えていった脇役たちの後日譚でした。番外編は、吸血鬼で先生と生徒ものでパラレル。パラレルって、あまり好きじゃない…と思っていたけど、バンパイアも学園ものも好きなので、これはありでした。こっちの浅井さんの方がタイプだからかな。2014/06/30
氷風
9
うぅ。なんか最後の最後で番外編のパロが(比重)重すぎて・・・。個人的にちょっとついていけなくて残念だった。でもうん。まぁこれこそ鳥籠荘。変な人たちの集まりの集大成なのかも(なんかコメントが自分でも若干謎)とりあえず、1番まともな加地君。なんか頑張って欲しい。案外華乃子ちゃんの反応が良くて。これは好きな禁断パターンに発展できたりして。まっ。その前に巨大化け猫!!?倒さなきゃだけど・・・見た目以上に手ごわそう。でやっぱり思う。加地君のお母さんが何気一番最強じゃね?2012/04/07
ga-ko
8
何というか、これは鳥籠荘の話なのだろうか。。私が期待しすぎてしまい、全くの別話のようになってしまった、この物語についていけなかった。2017/10/21
CCC
7
書いてる内に作者の興が乗ったのか、番外が一番本気だった気がする。気に入ったのは一話目の話だったけど。このかわいらしさ! 痛々しいばかりだった自分の思春期とは大違いだなあ…(遠い目)。2013/02/12