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内容説明
黒の騎士と運命の再会を果たすジグリット。それはタザリアの新たな始まりを意味していた。タザリアの再興を誓うものの、当面の間二人はリネアの追っ手から身を隠さなくてはならない。ジグリットの提案は山賊の仲間になるという驚くものだった。蒼蓮華―無法者が多く集まるナフタバンナ王国でも悪名高い山賊。その頭領はまだ二十歳にも満たない青年ザハといった。その悪名とは裏腹に、彼らは悪政を布く王国に逆らう義賊だった。それを知ったジグリットは、ナフタバンナ転覆をザハに持ちかける。その戦いを自らの出発点とするために…。新章突入。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
晴久
4
ジグリットがついにファン・ダルタと再会!!ファンがジグの傍らに居るというだけで、絶対的な安心感ですね。そそそれにしても、ファンのジグに対する愛情過多な対応がもう…。そりゃあ新キャラのケルビムさんも、「お邪魔だろうから」と気を利かせてしまうってもんですよ!ラノベじゃなくても通用しそうなしっかりした物語と、怒涛の展開で一気に読了しました。悲惨さから一転、冬将の騎士の愛が光る一冊ですので、安心して読めましたね(笑)とにかくファン・ダルタの怒涛の暴走をぜひご一読いただきたいです。2010/07/08
香月シズク
3
巻き返しに向けて動き出した巻。なんだけど、ファン・ダルタのジグリット溺愛っぷりが凄まじく、その他の出来事の感想が吹っ飛んでしまいました。ファンさん、あなたもうちょっと節度あったよね?どこおいてきた。とまじめにつっこんだ。指輪のくだりは正直どうかと… 全体的には続きが読みたくなる程面白いのです。2012/07/02
ぽてち
2
★★★★☆ すっごく面白かったです。ファンの「おいていかないで下さい」の一言に盛大に吹いてしまいました。それぐらい笑うところが多々。これはBLなのかと本気で思った。新たな国での話で、内容的には準備段階な感じがする。一番幸せそうなのがファンで、それに抱きつくジグリットは可愛い。お勧めです。2009/11/12
alleine05
2
新たな国で新展開開始。今回の展開で一番幸せになったのは間違いなくファン・ダルタ(笑)2009/07/14
みどり
1
一応回収にはいったけど、きっと打ち切り2018/08/17
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- 略歴 石垣りん詩集