電撃文庫 ほうかご百物語〈３〉

峰守 ひろかず【著】

アスキー・メディアワークス（2008/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 312p／高さ 15cm
• 商品コード 9784048672733
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

内容説明

美術部の幽霊部員・穂村からのＳＯＳメールで、雪深い温泉宿へ向かうことになった僕とイタチさん（と、その他の面々）。イタチさんとの温泉旅行にワクワクを隠せない僕だけど、着いた先では衝撃の出来事が待ち受けていて！？イタチさんとの冬休みは、他にもドキドキな事件がいっぱい。パンツ一枚の怪人には襲われるし、イタチさんのニセモノ（！？）が登場するし、稲葉先生はなぜか大ピンチだし。（イタチさんがいてくれれば、僕的には万事ＯＫなんですが）そんなワケで、ピュア可愛いイタチさんと僕の放課後不思議物語、第１４回電撃小説大賞“大賞”受賞作第３弾登場。

著者等紹介

峰守ひろかず［ミネモリヒロカズ］
１９８１年生まれ。第１４回電撃小説大賞“大賞”受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[わたー]

妖怪と人間という異なる種族間での恋愛にはやっぱり障害は多いと思うが、真一にはイタチさんをきっちり幸せにしてほしいなと。それはそれとしてイタチさんがやっぱり可愛い。

[海星梨]

KU。愉快系Gさんと雪女という、主人公以外のカップルがよき。次はバレンタイン編らしいのでロリ先輩が何をしでかすのかwktk。

2023/03/17

[中性色]

そういや雪女って男性の遭難者を惑わすために全裸で現れるってのをどっかで聞いた気が。短編形式は読んでて飽きないけど、その代わりイベント事がすぐ終わっちゃうからなぁ。ただ、長期用に黒幕をちゃんと用意してやってるのもいい。基本的に嫌なキャラがいない作品なので、読むのが億劫にならない。まぁ、妖怪関係がっつりやるという作風ではないのは確かだが。個人的にはイタチさんが好み。

[秋庭誠]

C+　わーい温泉回だぁ！シリアスあるけれど、基本のコメディ成分は健在だから面白い。長編に見せかけた短編集です。いやいつもそうか。一巻読んだときは、妖怪ネタ切れそうなんて思ってたけどそんな事はなかったなぁ。　しっかし、主人公とヒロインが両思いなラノベって珍しくないっすかねww 実際滝沢さんとのフラグ、ボッキボキに押しへっているしwwww もうライカと結ばれちゃえよ。メスだけどww

2014/01/10

[王蠱]

年長組の大活躍となんだかターニングポイントになりそうな存在が見え隠れする第3巻。真一の一途っぷりが全くブレなくてそれが今回爺さん＆雪女のものと重なったことでより一層輝いていた。偽物一瞬で見抜くとかお約束もマッハでスルーするのはやっぱり愛ゆえということで。あと使い方はアレだったけど白澤図は妖怪好きなら憧れるアイテムだわｗｗ

2012/03/25