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内容説明
たび重なる戦功で、その地位を磐石のものとしたバドエルとアルファーニ。貴族たちも時流に乗り遅れまいと、二人に取り入るのに躍起になる。そんなおべっかにもうんざりしていたとき、バドエルは下級貴族の子女ルチーナと出会う。すっかり有名人のバドエルを王宮の守衛と勘違いしたある意味天然な彼女に、バドエルも久方ぶりになごむのだった。その頃、ルチーナの家が治める星系では海賊が横行していた。このままでは統治能力を疑われ、彼女の家は知事職を追われるかもしれない…。それを知ったバドエルは内密に事態を解決するため、身分を偽り海賊退治に乗り出すのだが。
著者等紹介
小河正岳[オガワマサタケ]
1975年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紅狐
3
読みやすいなこれ。今度は身分を隠して敵と戦います。しかし戦術が何故二次元的なんだろうか。四面塞がれたら上か下に逃げれば良いのにね。想像はしやすいけど、戦いに欠陥が出てるのはいけないと思う。2011/09/25
彩雲
2
これまでで一番素直に楽しめました。本作に対する意識がはっきり切り替わったからでしょう。本作は、宇宙戦記の体裁を取っていますが、本質は中世風ファンタジー戦記ですね。主人公たちの考え方が全く近代以降ではなくとっても中世w。無理を通して道理を引っ込めてる。でも、そういうものと思えば、それが楽しいものです。(^^)2011/09/19
よねはら
2
至る所で恋やら友情やらが生まれてますね。個人的にはルシリアとチェザーリを推したいんですがどうですか。2009/01/20
みどり
1
海賊退治!でもうっすらとロマンス。2018/08/20
F.key
1
前巻がアルファーニの相方巻なら今巻はバドエルの相方のターンですね。表紙の絵だけで大人しい感じかなーと思ってたがローゼとはまた違った感じでアクティブでした。どちらにしろ双星は女性に振り回されそうですな(笑)艦隊戦は今までの正規軍相手と異なり少し緩めに感じたけどこれはこれで。2011/09/06