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内容説明
梅雨の季節。狂気蔓延る屋敷からどうにか抜けだし、無事まーちゃんとらぶりーな関係に戻った今日この頃をいかがお過ごしになれそうか考えていた昨今。体育の授業をサボり中、人間をお辞めになったらしき侵入者が学校に来訪した。殺傷能力を有した、長黒いモノを携えて。そしてそいつは、無言でいきなり自我を暴発させた。つまり、長黒いモノをぶっ放した(エロい意味じゃなく)。気づけば、体育館の床一面には阿鼻叫喚の赤い花が狂い咲き始め…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とら
42
この巻から新天地。やはり先がどうなるか予測出来ない展開は面白い。あとこの巻の構成が、主軸となるみーくんまーちゃんの話の合間に、様々な人々の挿話が挟まれるというものであったのだが、それを読んで、入間さん短編書くの上手いなあ…と改めて思った。こう、一般的に物語を書くときに上手いとされる「起承転結」にしっかりとなっているかどうかは断言出来ないが、それでも上手いと思わされる。どこか投げやりな性格の人間たちが、少しでも何か大切なものを見つけ出そうとする姿勢が何というか、どうしようもなく惹かれる。魅力的だなあと。2015/11/30
チアモン
39
この学校にはまともな生徒はいないのか?ははっ。体育館に攻め混んでくる猟銃を持った男。本当にこういう場面があったら怖い。誰が1人亡くなったのだろう。うーん。気になるラスト。相変わらず壊れた文章。気になる。気になる。次巻へ。2018/07/18
Yobata
32
「みーくんは、わたしが死んじゃったら泣く?」みーくんとまーちゃんの壊れた嘘だらけの関係が戻って来る。体育の授業中,体育館にライフルを持った男が侵入し立て篭もる。まーちゃんと関わるとマユの悪意は波及していくのか?サボりで体育館の別の場に居たみーくんはマユを悪意から守る為だけに行動を開始する…。今回は明確な殺戮者がいる篭城脱出もの。自暴自棄になり善良なる市民をやめライフルを担いでやってきた襲撃犯。阿鼻叫喚の渦が巻き起こり、銃声が響き渡り教師やクラスメイトの血が吹き出る中でも、冷静に敵を分析し襲撃犯の強迫にも→2010/10/22
の
18
死にたくないな。愛する人が生きている限りは。2017/05/18
晦夢
16
銃を持った侵入者が体育館にいらっしゃる。みーくん事件に遭いすぎだな。途中途中に入る他の人視点の文章はなかなかよかったな。特にこーたくんの。で、どっちが死んだの?いやマジで。2013/11/29