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内容説明
“触覚を物体の中に潜りこませることが出来る”高校生・瀬畑明珠。旅行中トンネル事故に遭遇し、その能力を使って救助を呼ぶことに成功するが、バスの同乗者・新留紗織に能力者であることを見抜かれてしまう。新留は明珠の持つ能力を病気の一種“感覚拡大症”として研究する特殊機関「時任病院・第八号棟」の医師だった。自分の能力に隠された真実と、症状に苦しむ患者たちの存在を知った明珠は、その施設で八年もの間、外との接触を断って過ごす少女・梓に出会い―。繋がりを求めて能力を得た少年と、能力を持つが故に隠れた少女。不器用な二人のハート・コンタクト・ストーリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ソラ
7
【再読】2017/09/15
ソラ
5
【読メ登録以前読了作品】 内容(「BOOK」データベースより) “触覚を物体の中に潜りこませることが出来る”高校生・瀬畑明珠。旅行中トンネル事故に遭遇し、その能力を使って救助を呼ぶことに成功するが、バスの同乗者・新留紗織に能力者であることを見抜かれてしまう。新留は明珠の持つ能力を病気の一種“感覚拡大症”として研究する特殊機関「時任病院・第八号棟」の医師だった。自分の能力に隠された真実と、症状に苦しむ患者たちの存在を知った明珠は、その施設で八年もの間、外との接触を断って過ごす少女・梓に出会い―。2008/07/16
つくし
4
学生の頃に読んだ「七不思議」の二作がなんとなく好きで覚えていた著者さん。今回は特殊能力×ミステリー(?)というところで、表紙のヒロインが制服を着ていながら学園ものではないという。でも学校生活の話題が出てくるシーンはほっこりしました。2019/05/23
hirobee
1
面白かった。本筋の事件の部分はご都合主義すぎじゃね?って思わなくもないもののキャラクター、というか主人公とヒロインの雰囲気に和む。良作。2011/03/12
うんま
1
主人公とヒロインとの交流が静かに軟らかく進んで行く所が良いです。登場人物が少ないこともあって、とても読みやすいです。2009/07/26