内容説明
「群れてるだけがペンギンじゃない」。ペンギン界のニューヒーロー・スコットくんが繰り広げる南極的楽園生活。
著者等紹介
フジモトマサル[フジモトマサル]
1968年生まれ。マンガ家、イラストレーター
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
14
言うこととすることが、なんとなくずれてるペンギンのスコット君。プライドはあくまでも高く、自分には甘い。それなのに憎めないのは、恋心の微妙さにとまどったりする可愛気があるからかな。生活に困っていない者のゆったりかげんが、いい。2015/12/05
ひなにゃんこ
5
★3 世間を斜に見て、自分は特別な存在だと思っている、ペンギンのスコットくん。生活は人間社会と同じ設定。趣味は読書にインターネット。大衆に埋没したくない、わざと小難しいことを言ってみる…。何か背伸びして強がってるのがミエミエだ(笑)。ライバル?のしらせ君の方が、飄然としてて一枚上手な感じだけど、彼は彼で、実はそう見せ掛けてるだけなのかも? 可愛いマゼランちゃんの前では、スコット君も普通の恋する男子(虚勢張り気味w)なのにもニヤリ。でも終わりが唐突。まだ連載途中みたいな感じだったんだけど、続きがあるのかな?2012/02/14
ちゃみぃー
3
【図書館】群れずに我が道を行くスコット君の絵本。南極なのに文明が発達していたり、絵本なのに現実的な視点を持たせたりと、ズレた感じが気に入りました。スコット君の淡い恋も微笑ましいです。読んでると不思議と癒されます。フジモトさんの他の作品も読み進めたいです。2011/03/25
そら@真面目にダイエット中
3
漫画仕様なので、サクッと短時間で読めます。なんともいえないシュールな雰囲気があり、読んでいて思わず「ぷっ」と笑ってしまう部分のある、大人向け絵本です。2008/09/10
Cresson
3
近所の図書館では、ちいさなこども向け絵本の棚にありました。こまっしゃくれた幼児がよむのかしらん(笑)2010/12/12