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出版社内容情報
人喰い虎の住む山へ人身御供とされた少女の不思議な体験を描いた表題作の他、清朝末期の中国で謎の連続殺人を追う探偵譚『桃花扇』、12世紀のイギリスを舞台にした冒険ロマンス『略奪された娘』など全4作品を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
17
「越人歌」「山に住む神」「略奪された娘」「桃花扇」「青楼女人国」の短編集。朝鮮半島ものからヨーロッパが舞台のものまで。一番印象に残っているのは朝鮮の山に住む人喰い虎をめぐる「山に住む神」の話です。好きな女の子のために友の虎を殺そうとするが、虎に反撃されて殺された男の子の哀しい淡い恋。2018/12/16
にゃも
11
相変わらず、美しい絵です。特に表題作に出てくる虎が…その発する言葉も含めて惚れ惚れします。 2020/11/20
あれぐり
5
このシリーズ見かけると集めているのですが。全体でまとまりはないですが、一作品が短い映画のようで気持ちよく読めました。2013/07/15
賽子
3
★★★★☆・・・朝鮮半島を舞台にした伝奇マンガ。著者の作品の中でも、かなり好きです。チマが、初めて可愛いと思えました。
蘇芳
2
さっぱりした作品集。今回はややテキストよりか。2013/04/20