あすかコミックスＤＸ バルコニーに座って

多田由美

角川書店（1990/11発売）

• サイズ A5判／ページ数 204p／高さ 22X16cm
• 商品コード 9784048522762
• NDC分類 726.1
• Cコード C0079

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[コットン]

表面上はボーイズラブ的なのに惹かれるのは人間が描けているからなんでしょうね～♪

2017/05/02

[藍紺]

男娼のルディと娼婦のローズの共同生活。唐突にルディと結婚しようとするけどルディの猫の扱いで破談するどちらも精神が不安定過ぎる(笑) 2話からルディの相棒ラス。ティムの家に泥棒に入り指を失う。その翌日ティムの営むシアターへラスとルディが落ち合う。ラス。お前のドタマも大概にせぇや(笑)中指さえあれば○ックサインが、出せる。だからティム ラスが大丈夫だとでも(笑)？ラストはラスが郵便局に働く。ローズは元彼のもとへ。凹むルディをラスが慰め終わる。何か夏目漱石の門の夫婦みたいな乾いた2人の関係だった。

2023/12/25

[龍國竣/リュウゴク]

映画のカメラのように動き回る視点。特に「鼻の穴を描くのが好き」と著者自身も述べているように、仰角で描くか、若しくは人物自体が見上げる姿勢の場面が多い。しかし、彼らはいつも憂い顔だ。故に作品全体に蔓延する暗さはより深刻なものになっている。

2013/11/09