出版社内容情報
夢を追いかけるためなら、すべてを失ってもかまわない。
『アルケミスト』(映画化進行中!)『ベロニカは死ぬことにした』に連なる”喜び×情熱×犠牲×愛”の物語。
【内容紹介】
「どうしたら真の自分でいる勇気を持てるのだろう。 自分がまだ何者かも分からないのに――」
『ポルトベーロの魔女』は、アテナという名の女性が、自らの存在意義と人生の目的を見つけ出すまでを、スピリチュアルに、官能的に、そして感動的に綴った物語である。 トランシルバニア(ルーマニア中央部)でジプシーの孤児だったアテナは、裕福なレバノンの夫婦に引き取られる。彼女は自分の中に潜む特別な力の存在に気付き、その才能は解き放たれる事を求めていた。 ベイルートとロンドンで信仰深く育ったアテナは、幼いうちから予言的なヴィジョンを見るようになる。成長した彼女は若くして結婚し子どもをもうけるものの離婚。ロンドンの銀行で働き、その後ドバイで不動産を売り、実の母を探しだし、彼女の才能をコントロールするすべを教えてくれる人物を見つけ、やがてポルトベーロで霊視を行い、大衆を熱狂させることとなる――。 深淵でパワフルな本著は、アテナの周辺の人々の証言をもとに彼女の人生の再構成を試みることによって、〈どうしたら真の自分でいる勇気を持てるのだろう。自分がまだ何者かも分からないのに〉という根源的な疑問を問いかけながら、“喜び・情熱・犠牲・愛”の本当の姿を明らかにしていく。
このアテナ、“ポルトベーロの魔女”は、一体何者なのか―。
彼女のメッセージは何なのか。彼女を知る誰もが疑問を抱いた。おそらくアテナ自身でさえも。そこで、或るジャーナリストが様々な証言をもとに、アテナという人物の真の姿に迫るべく、彼女の半生の再構成を試みた。 数々の親しい人々――義母や元夫、ジャーナリスト、彼女の導師、ダンスのインストラクター、生徒といった人たち――による証言が、彼女の謎めいた半生を浮かび上がらせる。
★「ベストセラー作家コエーリョの最新作は、哲学と奇蹟と寓話が神秘的な融合を遂げた傑作だ」――パブリッシャーズ・ウィークリー
内容説明
悪女なのか犠牲者なのか。詐欺師なのか伝道者なのか。実在の女性なのか空想の存在なのか。謎めいた女性アテナの半生をスピリチュアルに綴る、コエーリョの最高傑作。
感想・レビュー
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ゆき
バーベナ
芙由
朝野まど
Aya Mizukami