内容説明
類まれなる才能に恵まれ、だが、その才能ゆえに狂気の世界に踏み込んだ天才ピアニストの苦難と戦い、そして安らぎにたどり着くまでの半生を、魂のパートナーである妻が綴った癒しと感動のノンフィクション。
目次
第1部 ダメージ(誘い;発見;驚き;正気と狂気の境界線 ほか)
第2部 霧に包まれた意識(思い出の地;二十年ぶりの答え;外国、そしてやさしい人たち;洪水 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Gotoran
6
映画『シャイン』の主人公、豪の天才ピアニスト、デヴィッド・ヘルフゴッドの半生記を魂の伴侶である妻(著者)が綴ったノンフィクション。非凡なピアノの才能に恵まれるも、厳格な父親からの溺愛と嫉妬に対し、憎悪と葛藤に苛まれ、繊細であるがゆえに、精神疾患を発症。ピアニストへの道は一時閉ざされるが、著者との運命的な出会いと深い愛情によって復活し、有名ピアニストの仲間入りを果たす。著者ギリアンの“無償の愛”とも云える献身的な愛情に感嘆するとともに、深い感動を覚えた。最後のデヴィッドの言葉↓2012/06/15
wknwkn
4
映画「シャイン」を始めて見たのは中学生の時で、以来定期的に観る大好きな映画です。ふと映画のWikipediaを覗いたら、映画が事実と反していると抗議の声があがっているとの記載があり、気になったのが本書を読むきっかけでした。確かに映画とは異なる部分もありますが、監督とヘルフゴット夫妻の間にちゃんと信頼関係があったことを確認出来て良かったです。そしてデヴィッドの哲学に触れることが出来て良かったし、奥様のご苦労と多大なる愛に感動しました。2014/04/30
井戸端アンジェリか
4
妻ギリアンから見た天才ピアニスト。「シャイン」がさらっと要点だけだった事がわかった。愛だね、すべては愛だよ。父の愛、友人たちの愛、音楽への愛。一番はギリアンだけど、愛への渇望が関わる全ての人へ向かっている。 巻頭の写真がとてもいい。愛猫ラフマニノフと楽しそうにしている姿が特にいい。ずっとずっと好きなピアノを演奏させてあげて欲しい。2013/11/25
JUN PRESS
1
この本と出会ったのは偶然で、「シャイニング」のモデルとなった人物のことを知りたい、とかではなかった。 読んでみて、よかった〜!2017/08/01