内容説明
人間って、どこから来たのかな?X世代の、お伽話になれなかった切なく深遠な物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スノウウーマンいくよ
2
切なくて面白い。なんとなくそれでも生きているっていう感じがすごくいい。先の知れた人生を少し冷ややかに物語っている。
勉誠出版営業部
1
ダグラス・クープランドの『ライフ・アフター・ゴッド』を読了。「X世代」の旗手である著者による、あまりにも感傷的な小説。空虚さが漂っていた1990年代をよく表現している。2015/06/30
ライム
1
神なき(神が終った?)世界に、神がないと生きてけないよ。と主人公が気がついて終わる話。2012/07/15
yako
1
若いうちに読んでおくべきだと思った本です。成長していく若者と30越えるおっさんを対比して、大人になって感じなくなった何かを、今の視点から冷静に見ている、という感じがしました。 「若い時は、いつまで経っても、自分の人生だけは、まだまだ本格的に始動していない気がするものだ。(略)歳をとってしまい、予定していた人生などやってこないことに気づく。」この独白にガツンとショックを受けたら、読む価値があると思います。2011/09/02
工藤 杳
0
友人にもらった。未来のことを考えると不安になるようなナイーブなぼく、X世代のぼくなのだろうし、とても共感できる愛おしさがある。2016/09/26