マイ・アメリカン・ジャーニー―コリン・パウエル自伝

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マイ・アメリカン・ジャーニー―コリン・パウエル自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 736p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784047912366
  • NDC分類 289.3
  • Cコード C0398

内容説明

アメリカはなぜ彼を望んだのか。全米ベストセラー待望の全訳。ジャマイカ系移民の子としてハーレムに生まれ、黒人初の合衆国大統領を嘱望されるまでになった男の全軌跡。少年時代から、恋愛、軍人生活、ベトナム戦争・湾岸戦争秘話、政治的信念にいたるまで、新時代の英雄がすべてを語り尽くす。

目次

第1部 生い立ち
第2部 軍隊生活
第3部 ワシントン時代
第4部 統合参謀本部議長

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

yokmin

20
アメリカの自伝本はなぜ、軒並みこんなに厚いのか?736ページもある。「キャサリン・グラハム わが人生」(ワシントンポスト紙オーナー)も600ページを超える本であった。コリン・パウエルはNYのハーレム、ブロンクス等で育ち、ペプシコーラ工場の床拭きのアルバイトもしていた。このような黒人少年が、統合参謀本部議長、さらには国務長官にまでなった。大統領選に出馬していれば、オバマより先に初の黒人大統領になれたかもしれない。2021/11/13

星空の挑戦者

8
100冊分の面白さがあった。前半はブロンクスの不良少年からの成り上がりストーリー、後半はアメリカ政治のああそうだったのか曝露話に興味津々。ベトナム戦争から湾岸戦争まで軍人の視点からみえるものがある。軍人として敵と戦いがあるのでなく「消費経済」「国際政治の警官」として巻きこまれていく米国の姿がみえる。ビジネスリーダーが好みそうな金言多数。リタイヤ後の仕事で直前までギリギリの交渉で戦争回避となったハイチのエピソードが一番良かった。2011/03/25

キミ兄

5
士官学校を出たわけでもないニューヨークの貧しい地域出身の黒人が、その人間的な魅力とリーダーシップで軍の最高位にまで上り詰めていく様子がよく分かる。 ブッシュ政権で国務長官に就いて例の国連でのイラクの大量破壊兵器肯定演説をしたことで、それまでの輝かしい経歴に大きな傷を負ってしまった。政治信条はどっちかと言えば民主党寄りなのになんでわざわざブッシュ政権で国務長官なんてやってしまったんだろうと思っていたのだが、今改めて読み返してみると父ブッシュやチェイニー副大統領には相当に恩義を感じていたようだ。☆☆☆☆☆。2021/11/30

山男777

2
上下2段びっしり詰まった活字、1日50ページ読むと決めて2週間ほどかかって完読。読み応えあり。あたかも2段重ねの鰻重の旨みがあった。世界を動かすコリンの出世、感情移入するほどのめり込んだ。コリンのアメリカの3代の大統領に給仕した舞台裏が垣間見れて知識を増やして得した気分。これだけのハードカバーいかほどの人が読むのだろう。 そっちに興味がる。読むに価値がある◎。2013/01/21

チョコスコーン

1
1ヶ月強かかってやっと読了。もともと13箇条が好きで、もっとコリンパウエルについて知りたいと思い読み始めた。とにかく優秀であることはわかったが、優秀さの背景が信条以外にどんなものがあるのかもっと知りたかった。若い頃の頻繁な異動で積んだ多大な経験が大きな基盤になっているだろうことを考えると、同じ職場に長くいる自分も異動した方がいいんだろうな。異動先のどの上司も敬い、学び取れることは全て学ぶ姿勢が大切なのだろう。面白かったが読みづらく(誤字脱字、時系列、人名、軍隊の名称等)、脚注を入れて欲しかった。2022/01/12

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