内容説明
前幻獣王の犠牲により、平衡を取り戻した陰陽二つの世界は、とりあえず大災厄にいたる危機を脱した。しかし陽界・人間界では未だ戦争による各王国の淘汰が進み、陰界・幻獣界でも幻獣王とそれに反目する竜との間で、激しい争いが続いていた。藤京軍に不意をつかれ絶体絶命の危機に陥ったアーカンジェルを救ったのは、ふたたび人間界へとあらわれた幻獣王ウランボルグだった。彼らは四相神総本山のある教都をめざし、はるか西へと旅だったのだが―。大人気、津守時生の本格ヒロイックファンタジー第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あさのつき
2
まっすぐな愛、屈折した愛、ななめ後方半ひねりの愛(?)・・・2010/02/15
サキサキ
1
借本。オープンにラブラブな二人に乾杯(笑)変態な竜も痛々しいけどやっぱり魔導王はちょっと年齢考えようか。ご先祖様に嫉妬するウルは若いねぇ。光王と雷牙王の話は辛い。良かれと思ってやったことが裏目にでて、それをお互いが死んだあとに分かるのはほんま辛いやろうなぁ。次、ハッピーエンドで終わるのを期待。2012/05/17
まりもん
1
再読。2011/10/22
みなと
1
今回も面白くって一気読み。愛する人のために死んでいく竜王と、目の前で愛する竜王に死なれる人。死んだ者はそこまでだけど死なれたものは愛する相手のいない世界で生きなければならない。竜王の契約はとても残酷なもの。そして守るための自分の死が相手を激しく傷つけたことを、相手が死んだ遥か後になって知らされることもまた残酷だな、と。 しかしこのシリーズあと一冊。もったいなくて読めません!2011/09/04
あじつ
0
再読2015/12/10