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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
18
2巻完結。14歳の時に事故にあって26年間眠り続けたキコと、キコの身元引き受け人になったフリーターのくろけーの物語。6/10点 子供から大人になるまでを「スキップ」してしまったの話。キコは見た目おばさんなのに中身はすねた少女と、ちょっと見てて痛々しい感じがある。終わりも唐突。全体的に今一つな感…2021/09/14
タマキマタ
9
続刊が出たのを知って慌てて購入するも最終巻。ああ、2巻で終わっちゃったか…とがっかりしながら読み始めましたが…さすがだ、さすがだよ松田洋子!バタバタで終わらせたのかと思いきや、濃密!超濃密だった!やられたー。帯の「たとえ不幸でも、何もないより、幸せ。」をじっくり噛み締めながらまた再読しよう。2017/12/16
ひとみ
8
14歳の時に事故にあって26年間眠り続けたキコと、そんなキコの身元引き受け人になったフリーターのくろけーの物語。二巻は全財産を騙し取られて後のないキコが夜の街で働こうとする所から始まる。一巻の終わり方があんな感じだったので、キコもくろけーも二人とも互いの力を借りながらしっかり自分で幸福になれたことに安堵する。誰かに幸せにしてもらうのを期待するのが子供で自分で幸せになろうと努力するのが大人なのかも…とくろけーの半生をみて思う。夜の街で出会った店長とゆず、くろけーの元夫、キコの親友のカツモ、みんな良かった。2017/12/18
モネ子
5
不思議だけど、信じられる。 爽やかな要素じゃないこと山盛りなのに、爽やか。希望が持てる。 目には見えない、人の意識とか意思が人生を動かしているということが、自然に腑に落ちる。 2人の関係が素敵だ。毒舌で恩着せがましくないから、裸のこころで繋がってるみたいで余計に愛おしい。 誰が見ても不幸、そんな状況でも、あの人がいてくれたから今の自分がある、それこそが奇跡なんだと感じさせてくれた。 怒ったり泣いたりできる関係、それが自分の人生を救うし、誰かの人生を救えるのかもしれない。2023/05/02
ぴよ子
5
最後の最後で救われた。2017/12/11