出版社内容情報
相次ぐ異常気象と温暖化の関係はもちろん、温暖化の科学についての誤解を解説。3・11以降の正確かつ冷静な温暖化の論じ方、そして人類の選択を多方面から検証する。持続可能な人類の将来を考える提案の書。
内容説明
最高気温記録更新の酷暑、局地的ゲリラ豪雨…、異常気象が日本を襲った2013年夏。はたして異常気象と温暖化の関係は?IPCC第五次評価報告書の執筆者である著者が、温暖化との関連性や、温暖化の科学についての誤解を解説。3・11以降の正確かつ冷静な温暖化問題の論じられ方、そして人類の選択を多方面から検証する。異常気象と温暖化の関係から、持続可能な人類の将来を考える提案の書。
目次
第1部 地球温暖化問題は今どうなっているのか(異常気象が増えている?;地球温暖化は本当か?)
第2部 地球温暖化問題をこれからどう考えればよいか(対策積極派VS慎重派の対立構造をどう超えるか;誰がリスクを判断するのか)
著者等紹介
江守正多[エモリセイタ]
1970年神奈川県生まれ。国立環境研究所地球環境研究センター気候変動リスク評価研究室長。1997年に東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻博士課程にて博士号(学術)を取得後、国立環境研究所に入所。「地球シミュレータ」の現場で研究を行うために2001年に地球フロンティア研究システムへ出向し、2004年に復職した後、2006年より現職に就く。専門は地球温暖化の将来予測とリスク論。気候変動に関する政府間パネル(IPCC)第五次評価報告書主執筆者。2012年日本気象学会堀内賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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