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角川SSC新書
大阪維新―橋下改革が日本を変える

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047315310
  • NDC分類 318.263
  • Cコード C0295

内容説明

大阪が今、熱い。日本第2の大都市・大阪が、橋下徹知事のもとで大きく変わりつつある。知事が提唱する「大阪維新」は、都市・大阪が国への依存から脱して地域として自立しよう、そしてニッポンの再生をリードしようという運動だ。著者は橋下知事のブレーン。「構想日本」と「脱藩官僚の会」の立ち上げ、大阪市役所の改革を主導してきた“改革屋”である。今の日本には国鉄改革と同じスケールの“地域分割”と“民営化”が必須だという。なぜ、橋下改革が日本を変えるのか。その作戦と展望を語る。

目次

第1章 “醒めた大阪人”の日本国病の診立て
第2章 ストック活用が再生の鍵
第3章 もう中央政府には期待できない
第4章 なぜ今、大阪がホットなのか
第5章 すでに始まっている「大阪維新」
第6章 なぜ「One大阪」なのか
第7章 小さすぎて大きすぎる「日本国」

著者等紹介

上山信一[ウエヤマシンイチ]
慶應大学総合政策学部教授。大阪府特別顧問。1957年大阪市生まれ。府立豊中高、京大(法)、米・プリンストン大(公共経営学修士)卒業。旧運輸省、マッキンゼー(共同経営者)等を経て現職。大阪市市政改革推進会議委員長(2005~07年)、国交省政策評価会座長、新潟市都市政策研究所長のほか公的機関、美術館等の改革・評価委員、企業顧問を多数歴任。「脱藩官僚の会」発起人、「構想日本」政策・運営委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カンジパパ

5
橋下陣営側の本でやや警戒しつつ読んだが大いに共感。大阪市職員4万人は確かに多すぎるし、地下鉄四つ橋線も間違いなく中途半端。WTC はじめ失敗ばかりの第3セクター。知事陣営側にはぜひとも大阪を再編成してもらい、アジアの熱風を少しでも引き寄せてもらいたい。2011/01/07

keiトモニ

2
著者は05年から關市長の下カラ出張から始まった問題から、市政改革に取組んでいますね。10年5月出版であり、当時の状況も取組む課題は同じです。過剰サービス、過剰人員、過剰コスト、非効率等々、又市バス運転手の年収が13百万には驚きますね。ここまで腐った組合は確かに居心地はいいでしょうよ。07年11月に關氏は市長選挙で平松に負けたことで改革中断、しかし橋下時代に再度改革プロデュースを行い、大阪維新は平成の倒幕運動を掲げONE大阪運動へと発展しており、医療・教育・福祉などのサービス産業の育成に期待したいです。2012/10/12

huanghongyang

2
読みやすく、なるほどと思った。維新の会の活動は現在進行中なので、動向に注目していきたい。2011/11/19

tsuyoshi1_48

2
各地域は中央の呪縛より逃れ自立すべき。そのモデルとしての「大阪維新」。「One大阪」の実現、そして関西広域経済圏の確立へ。ひとりの「阪僑」として、氏の主張に心から賛同するとともに、自分も何かできないか問題意識を喚起されました。2010/11/21

フライディ

1
大変読みやすく、中身も納得できるものが多かった。大阪維新の目指すものが、「One大阪」は途中の段階で、道州制であることが分かった。ただ、将来のビジョンについてはぼんやりしていて具体性がなく残念だ。まあ、著者自身がこれからの戦略の手の内を明かさないと書いているので、仕方ないのでしょうね。2011/06/13

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