内容説明
鋭い目つきに不気味な笑い声―誰もが怯える“呪殺令嬢ベルナ”の実態は―ただの口下手で内気な少女！そんな彼女が聖誕祭で、神々しい笑顔のバスティアン殿下に「運命の相手です」と囁かれ、思わずドキドキ。でもその直後、「お前、人間ではないな？」と突然『光』を投げつけられ、「魔王を討つ！」―ってそれ私のこと！？混乱するベルナをよそに、空から鍋から『配下』が続々登場！どんなに怖がられても、自分は人間だって信じてたのに―（泣）！！爆笑必至の新・魔王ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋製
20
中身は内気で口下手な平和主義者。外見は鋭い目つきに不気味な笑い声。そして、幼少の時のある出来事のお陰で、ついたあだ名が”呪殺令嬢ベルナ”彼女はある舞踏会で見目麗しいバスティアン殿下と知り合う。殿下からいきなり「お前、人間ではないな。？」といわれ、その窮地をいきなり現れた者に救われる。しかしその者の正体は、魔王の四天王の一人ネメシロだった。ネメシロは、デッドは魔王の生まれ変わりだと告げる。そして殿下は宿敵である聖女の生まれ変わりだと。誤解が誤解を招き、ベルナの望まぬ方へと、物事が進んでしまう。四天王の一人ア2013/03/04
太郎
8
魔王の魂が転生したインパクトありまくりな少女と聖女の生まれ変わりの仮面王子の物語。性別が逆になってるのは面白いと思う。最後に印篭が出る水戸黄門の様な展開でその場を収めるが御隠居と共に助さん角さんが舞台をことごとく破壊して実は凄い惨状に…（だって魔王様ですからＷ） 続きが気になるのだが今ひとつ聖女に萌えきれなかった。むしろツギハギ王子に一票！2012/03/07
U
8
思っていた以上に面白かった……！ なんて可哀想な魔王サマwww ラスト、大魔王の挿絵に不覚にもきゅんとさせられた。ちょ、暗黒オーラ恰好良過ぎ。「地」の彼は、もう、還らないのですね……。そして見事に三天王になっているとか突っ込んじゃいけないのかしら（笑）。まだ明らかになっていない過去の聖女と魔王の関係も気になる。続きが楽しみです。……続く、よね……？2011/09/16
雨蛙
7
個性的な登場人物ばかり。魔王覚醒モードとのギャップがいい。王子の兄が非常に気になる。2011/09/20
はなりん
6
今回はキャラの紹介って感じで終わってしまった。四天王の一人がまさかの消滅？にはびっくり！正気に戻るだけでよかったのでは・・・。今回はラブ要素もあまりなく（フラグが立っただけ）終わってしまったので、ちょっと物足りないかな。今後は魔王と聖女の過去と現在が絡んでのお話になるのでしょうか。ラブ要素がもっとでてくれば、おもしろくなりそうです。2012/03/06
