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内容説明
「世界を滅亡から救って」少女はそう言った―。彼女の世界は四つに分岐し、このままではマナ不足で消滅する。そこで世界統合のための優先順位を決める“希望存在”として、聖翔華学園に通う四名の少年クエスターたちが互いに戦うことに。世界の命運を賭ける種目は…文化祭の出展勝負!?だが勝負が始まると、事態は思わぬ方向へ動き出す!!新鋭女性GM対最強プレイヤー陣の対決(?)で話題をさらったFBonlineの連載が、書き下ろしを加え文庫化。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カヨ@小鬼
3
PVP前提で数人がアイツ殺すためだけに作ったPCに爆笑してしまいました。PC全員にヒロインが居るというのは結構新鮮でほっこりと、ベテラン陣の読み力に感嘆と恐怖が。2014/11/11
Abdiel
2
一見すると恋愛シュミレーションゲームにありそうな感じの挿絵なのだけれど、中の人が濃い。F.E.A.R.のゲームだと大抵PC1が主人公という立ち位置になるが、PC番号を廃して全員ストーリー内で同じ条件を持たせようという試みが良い。また、PvP的な要素や、フォーカスシステムを使った判定も面白い。もっとも、乱用するとただのダイスゲームになってしまいそうだけれども。一見シンプルで、実はよく考えて構成されているシナリオだった。2009/12/29
rubato
2
各PCのペアになるかわいいNPCが四人も出てくるのに、皆に最も愛されまくりなヒロインはちょっとヘタレなツンデレ眼鏡生徒会長(男)。ベテランプレイヤーのお歴々4人を相手に、GMが一歩も引けを取らないシナリオとギミックをぶつけてくるいいリプレイでした。2009/12/14
akiu
1
アルシャードガイアの(プレイヤーが)高レベルなリプレイ。鈴吹太郎、菊池たけし、井上純弌、遠藤卓司という黄金の四人。第一話が素晴らしい出来。PvP的な展開を思いっきり煽った上で、最後の戦闘であんな展開を持ってくるとは…。PLの実力を逆手にとる手法は見事だった。シナリオも非常に凝っている。一手早く見破ったプレイヤーもさすが。第二話はシナリオ自体は(紙幅の都合もあって)シンプルながらこちらも難易度高めで面白かった。2020/03/05
ちゃか
1
PvP要素を少し入れてやったら、何人かキャラのコンセプトが「アイツを殺せるキャラ」になってて吹いた。遠距離攻撃するファイターに、接近戦で殴るブラックマジシャン……2013/06/28