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内容説明
ニューヨークタイムズ紙に“日本のモンティ・パイソン”と絶賛させ、コンテンポラリーダンス界に一躍革命を起こしたダンスカンパニー・コンドルズ―その学ランを着た男の集団を率いる主宰・近藤良平。ペルー、チリ、アルゼンチンで育んだ獣のような身体感覚を持つダンサーにして振付家。各界の一流クリエイター達を魅了する男の素顔がついに明かされる。
目次
01 誕生~南米で育った少年時代―土曜日はサッカーの日
02 日本に帰ってきた中学時代―写真と動物と映画
03 女の子とダンスに目覚めた高校時代―フットルースに憧れて
04 迷走する大学時代―放浪の果て
特別収録 たどり着いたらいつも朋来居
05 コンドルズ前夜。遅れて来た青春時代―魔窟の裸族
06 コンドルズ旗揚げ―褒められて、持ちあげられて、調子づいて
ある邂逅 セッションハウス対談 伊藤直子×近藤良平
07 振付家としての近藤良平―なんか平和っぽいダンス
08 これからの十年―桜の花がまた咲く頃
もうひとつの近藤良平という生き方―近藤燈子インタビュー
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
quabex
1
いい本だった。近藤本人の発言を脚注で家族の発言が補うという作りはなかなか手間がかかっている。「セッションハウス対談」「近藤燈子インタビュー」もページ数がたっぷり取ってあって読み応えがある。この2つは本文から独立した構成になっているが、本文で近藤が語るエピソードを別の当事者はどう見ていたかが聞き手によって引き出されていたりして興味深い。そういうところも含めて、全体として丁寧に作られた本で、近藤良平はよい本を作ってもらったと思う。2013/07/08
ソントン
1
今夏、コンドルズを見に行きそびれた恨みを晴らしました。積んである、熱風録も読もう。2012/08/22
agrippa69
1
フラットでライトな近藤さん。ご両親の端書きにところどころほっこりします。2012/07/24
NoriakiImai
1
彼の生き方を見ると、社会人ならば旅に出たくなるだろうし好きにやりたいことを追求したいと思うだろう。そして、大学生ならば彼みたいな生き方をしながらそれをやりきれるか迷うかもしれない。だけど、大切だと思えるのは「自分の気持ち」とかの追求。この本を読みながら、特にそう思った。2010/08/28
神保 直
0
世の中にはいろんな生き方があるんだなと、しみじみ。すごいなと思った。ちょっと自分が自由になった気がしました。コンドルズ、ぜひ見ていたいです。2016/12/04