角川oneテーマ21<br> デフレの正体―経済は「人口の波」で動く

個数:
電子版価格
¥792
  • 電書あり

角川oneテーマ21
デフレの正体―経済は「人口の波」で動く

  • ウェブストアに6冊在庫がございます。(2024年04月25日 15時18分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 272p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784047102330
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0233

内容説明

「生産性の上昇で成長維持」という、マクロ論者の掛け声ほど愚かに聞こえるものはない。日本最大の問題は「二千年に一度の人口の波」だ。「景気さえ良くなれば大丈夫」という妄想が日本をダメにした。これが新常識、日本経済の真実。

目次

思い込みの殻にヒビを入れよう
国際経済競争の勝者・日本
国際競争とは無関係に進む内需の不振
首都圏のジリ貧に気づかない「地域間格差」論の無意味
地方も大都市も等しく襲う「現役世代の減少」と「高齢者の激増」
「人口の波」が語る日本の過去半世紀、今後半世紀
「人口減少は生産性上昇で補える」という思い込みが対処を遅らせる
声高に叫ばれるピントのずれた処方箋たち
ではどうすればいいのか(1)高齢富裕層から若者への所得移転を
ではどうすればいいのか(2)女性の就労と経営参加を当たり前に
ではどうすればいいのか(3)労働者ではなく外国人観光客・短期定住客の受入を
高齢者の激増に対処するための「船中八策」

著者等紹介

藻谷浩介[モタニコウスケ]
1964年、山口県生まれ。株式会社日本政策投資銀行地域企画部地域振興グループ参事役。88年東京大学法学部卒、同年日本開発銀行(現、日本政策投資銀行)入行。米国コロンビア大学ビジネススクール留学、日本経済研究所出向などを経ながら、2000年頃より地域振興の各分野で精力的に研究・著作・講演を行う。10年度より現職。政府関係の公職多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

140
いかに日本経済は人口によって左右されていたのかがよくわかる一冊。日本の停滞は決して景気の問題ではなく人口が減少することによって起こっているのだと思った。2011/05/01

たー

105
人口構成に注目すべきというのはドラッカーも「すでに起こった未来」などで早くから指摘していたけど、まともに検証したものは(少なくとも私は)初めて見た。確かに人口構成だけで経済動向は殆ど説明できてしまいますね。2011/10/02

Tatsuya Hashimoto

92
知人の方の紹介で遅まきながら拝読。「機能」ではなく「言い訳」を明確に用意する商品づくり。まさにこれから高齢者予備軍の自分として「値上げのためのコストダウン」できそうな商品にかかわることで、雇用創出、お金を回せる世の中の一助になりたいな。2015/02/14

Nobu A

90
先日読了の「人口減少社会の未来学」で注目した執筆者の一人の著書。論文ではなく丸々一冊と言うことで措辞に目が行く。幾分読み難い。どうしてだろう。である体でなく敬語が鏤められているせいか。回りくどいのか。筆者曰く「経済を動かしているのは、景気の波ではなく人口の波」。相続平均年齢や国際観光収入等のデータを織り交ぜ、人口動態を基に詳らかにして行く故に説得力が増す。提案の一つ、女性の就労と経営参加はダブルインカムで皮肉にも両者の賃金が抑えられ気味。様々なアクターが絡み合う経済活動は予測が難しいとつくづく思う。2022/07/10

Willie the Wildcat

71
物事は多面的に見る。”意味のある”数字で語る。考えれば当たり前のことだが、情報の送受信者双方の理由で異なる結果につながることがある。付け加えるのであれば、そもそも論の各定義の正しい理解は前提条件。Michael Porter氏と日本財界人とのQ&Aはちと寂しい。印象深いのは「天然資源国 vs. ブランド資源国」の図式。注意点は何をブランドと捉えるか、そしてその成長の指標。視点を見直すことも可能な面白い本。2012/02/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/598442
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。