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出版社内容情報
人生は試練を乗り越えるためにある。これぞ、男の生き方!
戦うとは何なのか。逆境を乗り越え試練と立ち向かう。そこにはいつも挫折の壁がある。すべては反骨心で夢をつかむ。「無冠の帝王」の著者の人間哲学である。
内容説明
人生、挫折ありき―。「無冠の誇り」があるからこそ、男の生き様は輝く。立ちはだかる逆境を「反骨心」で乗り越えた男・清原和博の人生哲学とは何か?「無器用な男」の人生哲学と生き様を公開する。
目次
序章 一枚の色紙
第1章 挫折と反骨心(戦力外通告;悔しさを刻むピアス;岸和田魂;解雇通告;男気)
第2章 感謝について(散る桜、残る桜も散る桜;芽生えた感謝の心;傲慢で不遜だった自分;恩は必ず返す;ただ酒は飲むな;感謝の気持ちが勇気を生む;僕の幕の引き方;地獄のリハビリ;息子の言葉;生き様を見せる;ふたつの引退試合)
第3章 野球の神様(渡邉恒雄オーナーの一言;野球の神様;三振からのスタート;落合監督のヒント;門限破り;一流のピッチャーの壁;山田太郎が理想の四番像)
第4章 桑田真澄というライバル(桑田の復活とホームラン;最大のライバル;桑田の甲子園での活躍;桑田がやるなら;甲子園と挫折;チームプレー)
第5章 挫折のすすめ(人生の壁;僕が王さんと巨人を助けてやる;涙のドラフト;裏切られた;涙)
第6章 熱いフライパン(日本シリーズ;はじめて日本シリーズ出場を逃がす;至上命令のタイトル獲得;一億円というプレッシャー;煮え切らない日々;ぬるま湯;誠意とジャイアンツ;「野球人生は憎しみで終わるよ」;応援ボイコット;桑田につぶやいた愚痴;戸惑った野球の違い;力対力こそ男の勝負;一度の失敗が大きな傷跡を残す;封印した八六八)
第七章 ケガとの戦い(通算一九六個;バットを投げつけたわけ;死球に平然とする;度重なるケガと肉体改造;妻のために;復活;外国人に負けないパワー;一気に身体を大きくした弊害;ケガは借金と同じ;士は己を知る者のために死す)
終章 そして、夢へ(無冠の誇り;最後のホームラン;プロ野球の魅力;指導者の道)
著者等紹介
清原和博[キヨハラカズヒロ]
野球評論家。1967年、大阪府岸和田市生まれ。高校時代はPL学園の主砲として5回連続で甲子園に出場。史上最多の甲子園通算13本の本塁打、高校通算64本塁打を記録。85年にドラフト1位で西武ライオンズに入団。86年、高卒新人新記録となる31本の本塁打を記録。最優秀新人賞を獲得する。96年、FAで読売ジャイアンツに移籍、98年にプロ入り以来13年連続20本塁打以上の日本記録を樹立。2006年、オリックス・バファローズ入団。08年に現役引退。生涯通算成績は、2338試合に出場し、打率.272、2122安打、525本塁打、1530打点。サヨナラ本塁打12本、最多死球196、最多三振1955などの記録を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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