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目次
第1章 なぜ日本人はケンカをしないのか(批判なき「改革」は国民を殺す;自分で考え、批判せよ)
第2章 ケンカができない日本の野党(匿名の攻撃者たち;プアーホワイトの怨念 ほか)
第3章 階層化する会社と政治(気づかなければ、批判もできない;そして弱肉強食社会がはじまる)
第4章 尽きないケンカの相手(小泉政権がふやしたもの;「正義」とは何か ほか)
第5章 二世が日本を駄目にする(二世社会は階層社会;社会を硬直化させないために)
著者等紹介
辛淑玉[シンスゴ]
1959年、東京都生まれ。85年に(株)香科舎を設立し、人材育成コンサルタントとして活躍中。年間百数十本の研修・講演を行う傍ら、新聞、雑誌、ラジオ、テレビなどあらゆるメディアで独自の論説活動を展開。構造的弱者支援のための活動を様々に実践する
佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県生まれ。慶応義塾大学法学部卒業。高校教師、経済雑誌編集長を経て、評論家として活躍中。現在、「週刊金曜日」を発行する株式会社金曜日の代表取締役社長をつとめながら各媒体に旺盛に記事を発表する。権威に寄り添う政治家・文化人たちを一刀両断に斬り捨てる明快な語り口には定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どらんかー
2
グレーは生き延びる秘訣 そんな強い人に私はなりたいあと辛さん小泉は麻雀をやったことない発言は面白かった2014/09/02
readtuktuk
1
対談の中で引用されていた言葉をメモ。〈信じるなよ、男でも、女でも、思想でも。ほんとうによくわかるまで。わかりが遅いってことは恥じゃない。後悔しないためのたった一つの方法だ。威勢のいいことを云うやつがいたら、そいつが何をするか、よく見るんだ。お前の上に立つやつがいたら、そいつがどんな飯の食い方をするか、他の人にはどんなものの言い方をするか、ことばやすることに、裏表がありゃしないか、よく見分けるんだ。自分の納得できないことは、絶対にするな。どんな真理や理想も、手がけるやつが糞みたいなやつなら、真理も理想の糞と2008/12/31
さばとら
0
批判についての対談で、大御所上野千鶴子まで登場してとても面白かった。個人的には、対談よりちゃんとした本で読んでみたい。他の人のレビューにありましたが、佐高さんのイメージが違う感じです。2013/10/30
パーやん
0
批判しなければ向上はない...って意見には賛成(^-^)/。誰かさんの後ろに隠れがちな自分自身にも反省。しかし、中味のない本でした。佐高信って、こんなに意味なく不満タラタラしゃべる人でしたっけ(^^;;。2013/06/18
越部社長
0
曖昧な言葉で妥協しない、批判を恐れない、論者2人による言いたい放題の対話本。表現方法の好き嫌いは別に、言葉を使って社会とまっすぐ向き合おうとする姿勢は立派。2011/03/26