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内容説明
日本人が意外に知らない敬語の常識。敬語がわかれば、日本語はわかる。
目次
1章 だから敬語はむずかしい(敬語がわかれば、日本語はわかる;日本人が意外に知らない敬語常識 ほか)
2章 日本語はどこが特殊なのか(「日本語は特別だ」という考え方の落とし穴;日本は世界でも珍しい単一言語社会)
3章 日本語は読めなくてもいい!?(まず「話しことば」ありき;声に出したくても、読めない日本語 ほか)
4章 だから、カタカナことばは増えつづける(しかし、日本語は滅びない;カタカナことばも、れっきとした日本語)
5章 日本語のシステム(「お湯を沸かす」は非論理的か;信号の色は、なぜ「あか」「あお」なのか ほか)
著者等紹介
柴田武[シバタタケシ]
1918年、名古屋市生まれ。東京大学文学部卒業。国立国語研究所を経て、東京外国語大学、東京大学、埼玉大学の教授を歴任。現在、東京大学名誉教授。専攻は方言地理学、社会言語学。長期にわたり、NHKテレビ『日本語再発見』に出演。1985年、NHK放送文化賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
122
たしかにほかのひとも言われているのですが、敬語については最初の1章だけであとは日本語論であると思います。敬語というのは結構難しく、使い方も時代によってどんどん変わっているような気がしています。もう少し詳しく敬語について分析してほしい気がしました。2016/05/03
Kikuyo
15
敬語は「尊敬語・謙譲語」のグループと「丁寧語」の2つのグループに分けられる。敬語に関してというよりも、ほぼ「日本語論」。タイトルと内容はかなりくい違っている。2016/06/17
Humbaba
4
敬語というのは,誰もが知っているようでいて意外と細かなところまでは知らないものである.そのため,本人は敬語のつもりで使っていても,実際には失礼なことを言っているということもある.2012/04/10
Shiori
2
途中から、あれ?敬語の話どこ行った???ってなりました。あと重要じゃないのに繰り返し描かれていることも多数あり。クラークさんの講演内容はとても好きでした。2015/08/27
hana009
1
正しい敬語を学べると思って読んだが、敬語の話は始めだけで、ほとんどが日本語という言語についての本であった。興味深い内容であったが、タイトルはミスマッチな気もする。2015/08/11