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内容説明
スケールが大きく豪胆な棋風で知られる囲碁棋士・藤沢秀行。現役時代、アル中、女性問題、出奔、ギャンブル、多大な借金、二度のがん闘病などの数々の難局…。そんな夫を妻として支え続けた著者の五十年の道のりを描いたノンフィクション。
目次
第1章 結婚まで
第2章 女の意地
第3章 火宅
第4章 愛憎こもごも
第5章 二度のガン
第6章 お釈迦さまと孫悟空
第7章 引退、そしていま
著者等紹介
藤沢モト[フジサワモト]
昭和4年、新潟生まれ。19歳で上京後、20歳で囲碁棋士・藤沢秀行と結婚。以後50年間夫を助け、現在に至る。ギャンブル、借金、出奔、女性、アル中、二度にわたる癌闘病…結婚直後から、天才棋士にして型破りな夫からもたらされる数々の難局を乗り越え、起伏に富んだ長い夫婦の道のりを歩む。その間、華道教授や洋裁で家計を支え、二人の間にもうけた三男を育てる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うりぼう
4
一芸に秀でた人は、普通の人とは違う? いや、単なる甘えん坊。2009/01/28
daichan
2
すごすぎる。 それだけ。 秀行免状のことは、知らなかった。2016/01/09
Ayaka Yamamoto
2
天才囲碁棋士・藤沢秀行の妻の自伝。ギャンブル、借金、女性、アル中、二度にわたる癌闘病。型破りな夫と歩む、強きお釈迦様のような女性。ただただ尊敬の一言に尽きる。思ったことが2つ。①こういう方って、自分のことをすごいだなんて思うまでもなく、自然とそういう振る舞いができてしまうんよな。②人の巡り合わせとは不思議なもの。破茶滅茶な人のそばには必ず、この人以外じゃあの人の世話はつとまらない、なんて具合の人が引き寄せられるんよな。2015/12/04
sakopy
2
タイトルをとって、強いといわれていようと。結局、お釈迦様の、てのひらで、遊んでいる孫悟空みたいなものなのかもな。2015/04/20
slow_life
2
☆☆☆☆ちょっとやそっとのなやみは気にならなくなります。特効薬。モトさんにはかなわない。2009/06/02