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内容説明
近年、生活習慣病の増加に伴い、肉や甘いものを控える人が増えている。生活習慣病を防ぐには重要な点だが、肉や糖分の摂取が少なすぎると「うつ」になる危険性がある。現在、日本における自殺者総数は年間約3万人にものぼり、その約100倍の300万人が「うつ」を病んでいるという。「うつ」が蔓延する社会で、薬に頼らず、食生活の改善によって「うつ」を防ぐためのメッセージ。
目次
経済不況とうつの関係
脳を変化させるもの
幻覚を起こす食べ物
心を鎮めるもの
快感をもたらす食べ物―麻黄とコカ
ストレスが体に与える影響
ストレスと脳
不安とノイローゼ
うつ病にはどのような種類があるか
うつの治療にはどのようなものがあるのか
食べ物でうつを治す
うつからぬけ出す食生活―肉の役割
うつからぬけ出す食生活―甘いものの効用
食べ物を有効に活用する生き方
著者等紹介
高田明和[タカダアキカズ]
1935年静岡県生まれ。慶応義塾大学医学部卒業、同大学院修了。アメリカ・ロズエルパーク記念研究所研究員、ニューヨーク州立大学大学院助教授、浜松医科大学教授を経て同大学名誉教授。医学博士。専攻は生理学。日本生理学会、日本血液学会、日本臨床血液学会評議員
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