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内容説明
創立10年を経たSFC(湘南藤沢キャンパス)に今、何が起こっているのか?日本の大学を検証する。
目次
第1章 SFCが目指そうとしたもの
第2章 SFCの試み
第3章 SFCのカリキュラム理念
第4章 SFCの個別授業
第5章 「クラスター制度」とは
第6章 新設された「看護医療学部」
第7章 総合政策学部・環境情報学部のこれから
第8章 地球がキャンパス
著者等紹介
田中章義[タナカアキヨシ]
1970年4月19日生まれ。歌人・国連WAFUNIF親善大使。静岡市出身。東京都立日比谷高校を経て慶応義塾大学総合政策学部卒業。第36回角川短歌賞受賞。2000年、2001年国連サミットや国連会議などに参加。2001年2月、国連のピースメッセンジャーの役割を担うWAFUNIF親善大使(世界で8名)にアジア代表として日本人で唯一選出。国際協力事業団「21世紀のボランティア事業を考える会」検討委員。地球環境平和財団&国連環境計画「地球の森プロジェクト」推進委員長。2002年はアルゼンチン、ニューヨーク、中国、ケニア、チベット、カナダなどへ向かう予定
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yappy!
3
慶應大学SFCの挑戦的な取り組みの紹介と、その根底にある考え方について解説されている。 SFC創設時には最先端過ぎた内容は、今求められていることであり、ただSFCは今どう対応しているのか、そのエネルギーは続いているのかという疑問もあいまって、古い本だけど面白く読めた。 SFCを創る、教職員・学生・地域みなで創るという考え方は、地域創生を歌う今こそ最も必要なことで、その考え方、スタンスの先に自治体や国が出てくるわけで。難しかろうとも社会に出てからの最大の武器になる取組みは今どうなっているのだろう。2020/05/16
Humbaba
0
大学生と社会人では立場が大きく異る。そして、立場が変わるからこそ行動も変えなければいけない。大学生の頃から完全にそのことを理解して行動するというのはほぼ不可能である。しかし、どのような違いがあるかを認識するために行動を促すことは大切な教育と言える。2015/10/21
いとじゅん
0
面白い試みが多い。出版から8年、SFC創立から20年以上経った今、他の日吉や三田キャンパスにこれらの試みが活かされないのが不思議。愛と情熱あふれる。2011/01/14
ととろ
0
聞けば聞くほどSFCは面白いキャンパスだなぁと思う。今でこそ一般的な「AO入試」や「シラバス」などの制度を創ったのも革新的だが、何より好きな分野を存分に学べるSFC独自のカリキュラムが面白い。この自由でユニークなキャンパスで学生生活を過ごせば、好奇心旺盛であらゆる環境への適応力ある学生が育つと思う。2010/09/07