角川学芸ブックス 受験生、こころのテキスト

元永 拓郎/早川 東作【編著】

角川学芸出版（2006/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 235p／高さ 19cm
• 商品コード 9784046519856
• NDC分類 371.43
• Cコード C0311

内容説明

受験生症候群と呼ばれる「こころ」の問題を、学校カウンセリングの現場から解明。家族・社会との関係を映す豊富な事例で「悩み」を解決する、カウンセリングからの「こころ」のメッセージ。

目次

不安パニック
強迫神経症
精神病的状態
視線恐怖
心因性自律神経失調症
不安不眠の状態
頑張り過剰症候群
試験恐怖
ストーカー症候群
リストカット症候群
殺意と確認強迫
無気力症候群
抑うつ状態
家族不安症候群
月経関連症候群と女性のアイデンティティー
不登校からの大学受験
アスペルがー症候群
仮面浪人症候群

著者等紹介

元永拓郎［モトナガタクロウ］
帝京大学助教授。１９６３年、宮崎県生まれ。東京大学理学部生物学科卒業。同大学院医学系研究科保健学専攻（精神衛生学）進学。院在学中より、駿台予備学校の生活カウンセラー。同常勤、帝京大学医学部精神神経科助手、同大学院文学研究科臨床心理学専攻専任講師を経て現職。日本精神衛生学会事務局長、日本学校メンタルヘルス学会副編集委員長、在宅認知症ケア連絡会世話人。臨床心理士、博士（保健学）

早川東作［ハヤカワトウサク］
東京農工大学助教授。１９５２年、東京生まれ。東京大学医学部保健学科卒業、同大学院修士課程中退、１９８３年東北大学医学部卒業後、東京大学分院神経科、国立精神・神経センター武蔵病院を経て、国立大学法人東京農工大学保健管理センター助教授。津田塾大学非常勤講師。河合塾メンタルサポートセンター・スーパーバイザー。日本学校メンタルヘルス学会評議員、日本精神衛生学会常任理事。精神科医（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[河副ときわ]

小説形式の事例集とコラムがとても勉強になった。受験生向けでもあり、読みやすい。

2015/09/19

[コーヒー(苦目)]

フィクションを織り交ぜながらも、19の事例とその所感がしっかりと書かれています。専門書というよりは、受験生やその保護者が読みやすいようになってます。しかし、予備校などのカウンセリングを行うセラピストにとっても参考になることが多く、勉強になりました。

2014/07/01

[しゃちべえ]

仕事に関連するので読んでみた。専門職向けではなく、受験生に向けて書かれた本なので、わかりやすく、読みやすい。

2012/01/15

[黒犬]

受験生を持つ親として考えさせられます。自分も子供を追い詰めているのではないか。

2011/02/14