内容説明
もうすぐ学園祭。わたしたち1年A組は、カフェをやることになって燃えてるんだ!クラス全員で(もちろんケイも)メニューを考えたり、衣装をつくったり、すっごく楽しい!演劇部のおしばいにも、ちょっとだけ出ちゃうんだ。ところが、お祭りさわぎのなか、生徒会長の詩織せんぱいが行方不明になっちゃったの。ねえケイ、これって事件のにおいじゃない!?学園祭を守るため、怪盗レッドが出動するよ!小学中級から。
著者等紹介
秋木真[アキギシン]
静岡県生まれ、埼玉県育ち。『ゴールライン』(岩崎書店)でデビュー。怪談やノンフィクションなどの共著もある
しゅー[シュー]
神奈川県下在住のイラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あき☆ブラック・ベア
9
正統派なストーリー展開。この子供の頃の本や漫画を読んだ時の記憶がチクチクする感じ。怪盗になって、ライバル探偵が出てきて、ここでひとまず日常イベント学園祭!完璧な正統派ー!楽しく読めるんだけど、どっぷりハマれない大人になってしまった自分と、まさに今リアル対象年齢がリアルにハマっている温度差を強く感じる。そして寂しい。記憶に刺さるって事は、私も子供の頃どっぷりハマったジャンルの話って事なのに、大人の目線でしか見られなくなっている寂しさを読むたびに感じる。今回も不法侵入が犯罪のメインな怪盗。正義の味方だね!2021/03/04
マツユキ
7
シリーズ三作目で学校、しかも学園祭。クラスでも頼りになるケイですが、それ以上にアスカ父。アスカも、危なっかしいけど、大活躍。ムードメーカーですね。友達、先輩も、なかなか。楽しい学校です。2019/06/13
砂糖と塩
7
3巻は文化祭ネタ。学校が舞台ということで、今後もレギュラー出演しそうな新キャラがちらほら登場。特に生徒会長は、あざといぐらいの美人ツンデレ生徒会長ぶりでした。主役の飛鳥は、クラスで喫茶店をやり、演劇部の助っ人でアクションを披露し、さらに成り行きで悪人まで退治するという、八面六臂の大活躍ですが、目玉である喫茶店の準備に関しては、頑張れば一般中学生でもこれと近い物を作れるんじゃなかろうかという、身近な感じが素敵。ピザトーストの相談してるシーンは、夜中に読んでて、めっさ腹が減りました…。2014/10/23
ミ-コ⊿|
6
★★★★★2015/08/30
Eri
4
娘小4図書館。 学園祭でわちゃわちゃ。事件と絡めるのが、ちょっと無理やりな気もしたけど…… 怪盗レッドが「事件を解決」と言うのには違和感が。正義の行いだとしても、『怪盗』なのであって、解決するのは警察や白里くん側の人だと思う。2022/12/13