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雨月物語

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784046210784
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カピバラ

16
真名子と主人公のお互いを思う想いが辛かった。雨月物語は、おどろおどろしい物語というイメージが強かったが、この物語を読んで、異形の者と、人間の儚く切ない恋の物語だな~と感じられた。勝次郎がダメな男だと思ったけど、ラストに懸命に働く姿を見せられると、憎めないよな~。来世で真名子たちは結ばれたのでしょうか・・・。2014/06/20

あおい

15
上田秋成の雨月物語のリメイク。怖さより哀しさが際立つ。蛇性の婬、浅茅が宿は知っていたけど菊花の約は知らなかった。2015/09/02

マリリン

9
小説みたいにストーリーが楽しめました。雨月物語は呪われた怖い本という印象しかなかったのですが、今回改めて読んでみると恋のお話だった事に気付きました。2014/03/16

おかまん。

2
図書館で偶然見つけ、そういや授業でやったなーと思い読んでみました。描写が細かく丁寧で読みやすく、流れが分かりやすかったです。こういう話だったとは授業でやったところだけでは想像もつかなかったなー(*_*)2013/10/11

みかん@道北民

2
当たりです。めちゃ面白かったです。 読みやすいし、緻密で美しい描写も好みです。 序での左門の格好いいこと!! 日本文学の得意とするものじゃないです? 怖ろしく、妖しく、美しい、愛の物語。(恐ろしく怪しい、と書くとまた全然違いますね) なにもハリウッドアクション映画見なくても、これで十分十分! うーん、映画とか原作(…は無理か)とか見たくなってきたなぁ。 しかしどうして蛇=嫉妬深い、もしくは執念深い女のイメージなのかなぁ。 巻きつきそうなイメージ? このイメージって外国でも通じるのだろうか。2006/09/24

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