ヒロインは、なぜ殺されるのか (新版)

個数:
電子版価格
¥2,420
  • 電書あり

ヒロインは、なぜ殺されるのか (新版)

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 22時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 384p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784046060945
  • NDC分類 778.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

自立して自らの人生を生きようした魅力的なヒロインたちは、映画のなかで、なぜみんな死んでしまうのか? 出てくる映画を1本も知らなくても、今読んでも、刺激的な発見に満ちたフェミニズムの名著が待望の復刊! 現代も繰り返し描かれる、男社会の勝手な女性観、消費されるヒロインたちをフェミニスト目線であざやかに読み解く。復刊にあたり、本書と合わせて見たい映画30本を紹介する最新「Feminist Film Guide」を収録。

内容説明

映画からフェミニズムが見えてくる。自立して生きようとしたヒロインたちはなぜみな死んでしまうのか?「男社会」による勝手な「女性観」と女性抑圧のかたちを読み解く!今こそ読むべき名著、待望の復刊!

目次

第1章 「赤い靴(THE RED SHOES)」愛か仕事か、二者択一を迫る男たち
第2章 「突然炎のごとく(JULES ET JIM)」女は男のお気に入りのオモチャである
第3章 「ベティ・ブルー 愛と激情の日々(37°2LE MATIN)」女も愛だけでは生きられない
第4章 「秋のソナタ(H¨OSTSONATEN)」娘が母を告発するとき
第5章 「女優フランシス(FRANCES)」あの人にだけは分かってほしい
第6章 「愛と追憶の日々(TERMS OF ENDEARMENT)」主婦という自己犠牲からの脱却
第7章 「エミリーの未来(FL¨UGEL UND FESSELN)」母親は成功した娘に嫉妬する
第8章 「リアンナ(LIANNA)」自分のセクシュアリティをとりもどす
第9章 「存在の耐えられない軽さ(THE UNBEARABLE LIGHTNESS OF BEING)」依存と支配が“弱い自分”をつくる
第10章 「私の中のもうひとりの私(ANOTHER WOMAN)」自分を偽ることをやめたとき

著者等紹介

田嶋陽子[タジマヨウコ]
1941年、岡山県生まれ。津田塾大学大学院博士課程修了。元法政大学教授。元参議院議員。英文学者、女性学研究家。フェミニズム(女性学)の第一人者として、またオピニオンリーダーとして、マスコミでも活躍。近年は歌手・書アート作家としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

イエローバード

10
30年ぶりに復刊された本で、往年の名作とされる恋愛映画の数々をフェミニズムの観点から読み解く。「聡明な美女は男性をおびやかす存在だから、最後はひどい死に方をさせられた」というのはたしかに納得なのだが、見たことのない古いフランス映画が多いのが残念だった。ただ紹介された各映画のあらすじを読むかぎり、ヌーヴェル・ヴァーグともてはやされていたらしいが、こんなのがよく名作とされていたなとびっくり。本書自体はとても深く考察されていて、読んで損はなかったです。2023/08/19

Mayo Nishino

2
名作映画からフェミニズムの観点から読み解いた本。正直、女性差別はいけないと思いながらも男性批判にもなりかねないフェミニズムの主張は読んでいてヒヤヒヤする。ただ自分にはないものの見方を知ることができて面白かった 2023/09/14

あきら

2
最初に出版されたのが1991年で昔の映画をフェミニストである田嶋陽子が分析・批評している本。10代、せめて20代前半の時に読みたかった。 経済的に厳しいせいもあるが、女性も仕事を当たり前にする世代は絶対結婚すべきと思わない人が増えてきた。子どもを産むことが当たり前という価値観が徐々に日本でも薄れてきたのもフェミニズムの影響はあるだろうな…。 二人共働いてるのに家事と育児は妻任せにする人と結婚したくねえもん。 巻末に最近の映画でおすすめのものが載っているのもいい!2023/07/28

レンコン餅

1
ツイッターでこの本の事を知って、試し読みして買って読んでみたら、良かった。映画の内容に対して、深掘りしてあって、監督の視点より映画の登場人物の視点で中身を見ていく。映画のチョイスも見たこと無いモノが多かったから少し観たくなった。2023/05/07

必殺!パート仕事人

0
あまり映画に関心がないのもあるけれども、とにかく女性の抑圧具合に苦しくなってしまい、何度も休憩して他の軽い本を読みました。1990年代出版の本を読んでもいいかなと思いましたが、2020年の話も出ているので、やはり新刊を読むのが良かったです。2023/09/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20643713
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。