出版社内容情報
聖書をおさえれば、絵画鑑賞の楽しみが倍増!西洋絵画のモチーフは聖書が大半を占めています。よって、聖書の物語をちょっと知っているだけで、西洋絵画を見る楽しみはグンと広がります。本書で美術鑑賞がさらに楽しくなること間違いなし。
井出 洋一郎[イデ ヨウイチロウ]
1949年高崎市生まれ。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。早稲田大学院博士課程満期退学(専攻西洋美術史)。1978‐87年山梨県立美術館学芸員。明星大学、東京純心女子大学教授を府中市美術館長を経て、現群馬県立近代美術館館長。著書に『「農民画家」ミレーの真実』(NHK出版新書)『ルネサンスの名画はなぜこんなに面白いのか』(中経の文庫)など。
内容説明
せっかく有名な美術館に足を運んでも、何が描かれているか分からないという残念な経験をしたことはありませんか?西洋絵画のモチーフは、聖書と神話が大半を占めているため、「聖書」の物語をある程度理解していれば、作品を目にしてその意味するところが分かるようになります。本書で美術鑑賞の楽しみがグンと広がります!
目次
第1章 旧約聖書の物語(天地創造からアダムの創造へ―神は一人で空、海、大地、生き物、人間を造った;エヴァの創造、原罪と楽園追放―神に背いたアダムとエヴァはエデンの園を追われた;ノアの物語―神はノア一家を残して堕落した世を大洪水で滅ぼした ほか)
第2章 マリアとキリストの物語(マリア伝1 マリアの婚約―三十代で子持ちの大工のヨセフがマリアの夫に選ばれた;マリア伝2 無原罪受胎―神の子イエスを産み育てる母として選ばれたマリア;マリア伝3 受胎告知―「神の子を身ごもった」と天使がマリアに告げる ほか)
第3章 聖女、聖人の物語とアレゴリー(キリストの弟子 ペテロとヨハネ―キリストは十二使徒に神の業を行なう権威を授けた;キリストの弟子 マグダラのマリア―キリストに従い、キリストに愛された美しい聖女;サロメの物語―母に唆されてヨハネの首を取るアンチ・ヒロイン ほか)
著者等紹介
井出洋一郎[イデヨウイチロウ]
1949年群馬県高崎市に生まれる。上智大学外国語学部フランス語学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学(西洋美術史専攻)。山梨県立美術館学芸員を経て府中市美術館館長、群馬県立近代美術館長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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