中経の文庫
走りながら考える

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784046012012
  • NDC分類 782.3
  • Cコード C0134

出版社内容情報

人生というハードルを越える64の方法

勝利、挫折、限界…もがき苦しむなかで気づいた本当に大切なこと。著者の為末さんがアスリートとして走りながら考えた、この厳しい時代を強くしなやかに生き抜くための方法を紹介します。

内容説明

人生のハードルを乗り越える64の方法。「『恥ずかしい』という気持ちが、成長を止める」「挫折は早いうちに味わったほうがいい」「勝ちやすい『場』を探すのも手」「一番を目指すことが幸せ」…トップアスリートとして世界と戦った著者が走りながら考えた、現代を強く生き抜くための方法を紹介。仕事・人間関係などで失敗や挫折をしても、次の一歩を踏み出すきっかけとなる1冊。

目次

第1章 心のハードルを乗り越えろ―恥と失敗、小さなプライドを捨てて決断せよ
第2章 限界が人を強くする―あきらめ、挫折、短所。視点が変わればプラスになる
第3章 それでもなお、一番を目指す―結果ではなく、プロセスを楽しむために挑戦する
第4章 心と体の声を聞け―心身の状態を知り、自分のパフォーマンスを高める
第5章 誰もが「死」に向かって走っている―下り坂でも、右肩下がりでも、ブレることのない「軸」を持つ
第6章 「自分」にイノベーションを起こそう―いつだって進化し続ける自分であるために

著者等紹介

為末大[タメスエダイ]
1978年広島県生まれ。2001年エドモントン世界選手権で、男子400mハードル日本人初となる銅メダルを獲得。さらに、2005年ヘルシンキ世界選手権でも銅メダルと、トラック種目で初めて日本人が世界大会で2度メダルを獲得するという快挙を達成。オリンピックはシドニー、アテネ、北京の3大会に出場。“侍ハードラー”の意名を持つトップアスリート。男子400mハードルの日本記録保持者でもある(2016年1月現在)。2012年6月、引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鈍足君

1
何という表現のクドさ!しかし、何という奥の深さ!必ずしも夢は叶いません。努力は報われません。一つの競技会で優勝できる選手はたった一人だけ、あとはみんな敗者です。敗北から何を学ぶのか、本書を読んで朧げながら掴めたような気がします。朧げを如何に明確にするのか、そこから先は人それぞれの問題なのでしょう。挫折感で悩んでいる人に勧めたい一冊です。2016/12/05

ピーナッチョ

0
為末氏らしい考え方です。最終レースが終わった後の笑顔の真意がわかりました。2016/05/11

Yu Kobayashi

0
文庫化されていたため再購入再読。 今回読んでドッグイアしたのは 自分自身の「限界点」を知る。(中略)正しく目標設定する。(中略)「飛び越えられそうか、ダメそうか、飛んでみないとわからない」というものにチャレンジしておくことによって、うっすらとでも臨界点のようなものが見えてくる。自分の限界点を知ると、頭で考えていたのたは案外違っていることにも気がつく。(p38~39) この人生を生きているということは、これじゃない人生は切っているということ。実は、この「あきらめている他の人生」の存在に気がつくかどうかが2016/03/14

saru

0
コーチをつけず自分一人で考え行動して結果を出し続けた著者の考えが知りたくて読んだ本。失敗を次に繋げる思考と意志があると、たくさん挑戦してたくさん失敗することがとても大事なことになる。失敗したら終わりの考えが自分をダメにする。

とっさー

0
いま自分が時折感じている挫折感がスッキリしたような気がした。一番を目指して努力することは大事。でも一番になるのは限られた一部のみ。一生懸命取り組んだプロセスに価値がある。失敗したって良い。プロセスを楽しむことが成功への近道。2018/03/31

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